ルノー、限定車「カングー・クルール・ディーゼル」発売

　ルノー・ジャポンは、南フランスの地中海を、そして降り注ぐ夏の太陽をイメージしたオレンジ色のボディ塗色の限定車「カングー・クルール・ディーゼル」を、5月10日に開催された「カングー・ジャンボリー2025」で公開、限定150台の発売を発表した。クルールは仏語で“色”を意味する単語である。

　カングー・クルール・ディーゼルには、最高出力116ps/3750rpm、最大トルク270Nm/1750rpmを発生する排気量1460ccのトルクフルな4気筒ディーセルエンジンを搭載。ディーセルエンジンの限定車としては初めて2ペダルEDCまたは6速MTから好みのトランスミッションを選択できる。

　限定車カングー・クルール・ディーゼルは抽選販売となり、5月10日から5月25まで、全国のルノー正規販売店で購入申込みを受ける。購入申込み数が販売予定台数に達しない場合は、先着順による通常販売となる。

　装備は充実している。滑りやすい路面でグリップを失わずに駆動する「エクステンディッドグリップ」、高速道路の冬用タイヤ規制に対応する「オールシーズンタイヤ」、容易な駐車を支援する「パーキングセンサー」と「イージーパーキングアシスト」、室内には「10インチデジタルインストゥルメントパネル」(EDC車)、「スマートフォンワイヤレスチャージャー」などの安全、快適装備が充実している。

　カングー・クルール・ディーゼルは、EDCモデル100台(429.0万円)、MTモデル(409.0万円)50台、合計150台の限定、抽選販売となる。(編集担当:吉田恒)

■関連記事
・三菱自、台湾・鴻海からEVをOEM供給受けると発表　同時に日産からもEV供給を
・【コラム】プリンス自動車出身の櫻井慎一郎・監修の日産製「ミッドシップ4WDスポーツ」の行方は?
・新たな「ルノー日産」アライアンス、持株比率を相互に10%に引き下げ、日産のアンペア社への投資も解消