映画『リスペクト』から特別映像、ジェニファー・ハドソンやアレサの親族がコメント

2021年11月2日 11:32

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© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.

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 11月5日(金)に公開を迎えるアメリカ&カナダ合作による伝記映画『リスペクト』より、豪華キャストや制作陣、主人公アレサの親族らのコメントを収めた特別映像が解禁された。映像内では、主演のジェニファー・ハドソンが全歌唱シーンを自ら歌い上げたことなどが語られた。

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■「ソウルの女王」アレサ・フランクリンを、ジェニファー・ハドソンが演じる

 映画『リスペクト』は、「ソウルの女王」と呼ばれたアメリカの女性歌手アレサ・フランクリンの人生を描く伝記映画。アレサ・フランクリンは、米ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」第1位に選ばれた経歴を持ち、1956年のデビュー以降長きに渡りポップス界を牽引してきた人物だ。

 彼女は2018年8月にすい臓がんにより76歳でこの世を去ったが、生前より自身の伝記映画を製作したいと考えていた。惜しくも本人はその実現を目にできなかったものの、映画『リスペクト』でアレサ役を演じるのは、アレサ本人が生前にオファーして抜擢されていたジェニファー・ハドソンだ。

人気オーディション番組『アメリカンアイドル』出身のジェニファー・ハドソンは、番組内で披露した歌声で人々を驚かせた。オーディションは7位で脱落したが、2006年米公開の映画『ドリームガールズ』のエフィー・ホワイト役で絶賛を浴び、第79回アカデミー賞助演女優賞をはじめ多数の映画賞を受賞。また、アルバム『ジェニファー・ハドソン』が第51回グラミー賞最優秀R&Bアルバム賞を受賞するなど、歌手としても活躍している。

■アレサの親族らのコメント収めた特別映像解禁

 この度解禁となったのは、主演ジェニファー・ハドソンをはじめとするキャストや、本作が映画監督デビューとなったリーズル・トミー監督ら制作陣、そしてアレサのいとこであるブレンダ・フランクリンのコメントを収めた特別映像。

 映像では、脚本を手がけたトレイシー・スコット・ウィルソンが本作を「歌手として人としてソウルの女王になる物語」とし、トミー監督は「アレサの伝説は人生の浮き沈みを語り、人生は捨てたものでないと思わせてくれる」と語る。

 また、本作の大きな見どころのひとつは、映画を彩るアレサの名曲の数々だが、音楽監督のスティーヴン・ブレイは「ジェニファー本人がすべて歌ったんだ」「あんなすごい歌は聞いたことがなくて泣きそうになったよ。初回からね」と、ジェニファー・ハドソンが全歌唱シーンを歌い上げたことを明かしたうえでその歌声を称賛している。

 さらに、「アレサの歌を(ピアノで)弾けなければならないと感じた」と語るジェニファーは、歌い上げただけでなく撮影の約半年前からピアノを練習したという。アレサ本人をよく知るいとこのブレンダも「きっとアレサは彼女を誇りに思ってる」と絶賛のコメント。ジェニファーの圧巻の歌声は、ぜひ映画館で味わいたい。

■映画『リスペクト』あらすじ

 少女の頃から歌の才能を発揮し、天才と称されていたアレサ・フランクリン(ジェニファー・ハドソン)。歌手の道を歩み、大人になると煌びやかなショービジネスの世界に入った。

 しかし、その私生活は決して順風満帆なものではなかった。彼女を苦しめたのは、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)や愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)の束縛と裏切り。追い詰められた彼女は、強い決意のもとステージに立つ。自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を魅了していくーー。

(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る

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