熊本の「マスクをしない方針」の保育園、79人のクラスター発生

2021年9月9日 12:10

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 熊本県熊本市西区の城山保育園にて5日までに、園児や職員など合わせて79人の大規模な新型コロナのクラスターが発生したが、保健所の立ち入り調査の結果、「マスクをしない方針」を謳うなどまともな感染対策が取られていなかったことが明らかになった(FNN, くまもと県民テレビ, RKK熊本放送)。

この保育園では、兼ねてから職員がマスクをしていないとの通報が繰り返し保護者から市に寄せられており、市からもマスクをするように指示があったという。しかしその後もマスクをせず、それどころか保護者に対して「子供たちの発達に支障をきたすため職員はマスクをせず表情や口元が見えるようにしている」「当園ではインフルエンザの流行もほとんどなかった」などと主張していたという。

当然であるが最終的にクラスターが発生し、保健所による立ち入り調査が行われたが、マスクをしていないどころか消毒も徹底しておらず、また対面で食事をとるなど、まともに対策を取っていなかったことが判明した。園児の保護者は濃厚接触者となりながら看病を強いられるなど、感染者はさらに増加する気配もあり、予断を許さない状況にあるようだ。

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