【株式市場】景気関連株が強く日経平均は後場一段と上げTOPIXは1週間ぶりに1900ポイント回復

2021年5月18日 17:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万8406円84銭(582円01銭高)、TOPIXは1907.74ポイント(28.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億3150万株

 5月18日(火)後場の東京株式市場は、太陽誘電<6976>(東1)などの電子部品株や半導体関連株が一段と強含み、前場上げた日本製鉄<5401>(東1)なども一段ジリ高となり、不動産株や海運株の一角も一段ジリ高。日経平均は14時過ぎに前場の高値を抜いて656円34銭高(2万8481円17銭)まで上げ、終値で2日ぶりに2万8000円台を回復した。TOPIXは5月11日以来の1900ポイント回復となった。

 後場は、17日に決算などを発表したティラド<7236>(東1)、14日に発表したテモナ<3985>(東1)やアライドテレシスHD<6835>(東2)、SPEEE<4499>(JQS)が一段高。キャリア<6198>(東マ)は四半期決算の赤字縮小や大規模ワクチン会場受託が材料視され急反発。テセック<6337>(JQS)は11日の決算発を境に相場一変とされて一段高。

 東証1部の出来高概算は12億3150万株(前引けは6億2247万株)、売買代金は2兆7535億円(同1兆3517億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は1817(前引けは1766)銘柄、値下がり銘柄数は322(同358)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、保険、非鉄金属、鉱業、精密機器、サービス、海運、機械、不動産、石油/石炭、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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