NY株式:NYダウ373ドル高、3月雇用統計を好感

2021年4月6日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY株式:NYダウ373ドル高、3月雇用統計を好感
米国株式市場は続伸。ダウ平均は373.98ドル高の33527.19ドル、ナスダックは225.49ポイント高の13705.59で取引を終了した。3月雇用統計の強い結果を好感し、寄り付き後、上昇。3月ISM非製造業指数も過去最高を記録したため強い景気回復期待に終日堅調に推移した。ダウは史上最高値を更新して終了。セクタ—別では、自動車・自動車部品や食・生活必需品小売が上昇した一方、エネルギーが下げた。

電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国の需要拡大が奏功し、第1四半期の納車台数が18.5万台と、過去最高を記録したと発表し、上昇。映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)は新たに封切られた映画の興行収入が予想を上回り業績改善への期待に、上昇した。クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)、ノルウェージアン(NCLH)はアメリカ疾病管理予防センター(CDC)のガイダンス見直しで、早期の運航再開が可能になるとの期待に、上昇。カジノを運営するMGMリゾーツ(MGM)、シーザーズ・エンターテインメント(CZR)はアナリストの投資判断引き上げを受け、上昇した。一方、ゲーム販売のゲームストップ(GME)はバランスシート強化のための10億ドル相当の追加株式売却計画を示唆し、下落。石油会社のエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などは原油価格の下落を嫌気し、下落した。

イエレン財務長官は、20カ国・地域(G20)諸国に対し、法人税における適切な最低税率を見出すことが重要だと主張。税率引き下げ競争をやめるよう訴えた。バイデン政権はインフラ計画の財源として、法人税率の引き上げを計画している。

Horiko Capital Management LLC《FA》

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