後場の日経平均は234円高でスタート、ソフトバンクGやトヨタが高い

2021年1月21日 13:16

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28758.05;+234.79TOPIX;1861.81;+12.23

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比234.79円高の28758.05円と前場終値から上げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は若干上げ幅を拡大して推移。アジア市場は値上がり目立つ。為替は1ドル=103円50銭台と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、バイデン大統領の就任式で懸念されていた混乱が発生しないことや、米国市場が大幅上昇したことから、堅調な推移となった。後場の日経平均は、前場終値より若干上げ幅を拡大してスタートした。お昼休み中に日銀の政策決定会合が終了し現状維持と発表されたことが相場を下支えしているようだ。なお、韓国のLGスマホがあらゆる可能性を検討とCEOが撤退を示唆する発言をしており、半導体関連株への影響が懸念され、半導体株の一角が下落しているようだ。

 セクター別では、サービス業、石油・石炭製品、情報・通信業、精密機械などが上昇率上位となっており、一方、その他製品、電気・ガス業、鉱業、ゴム製品が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、ファーストリテイリング<9983>、TDK<6762>、日産自<7201>が高く、そのほか、任天堂<7974>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、三菱UFJ<8306>が安い。《CS》

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