三菱重工と川崎重工が戻り高値、風力発電機や液化水素タンクなどで年明けも政策テーマ株人気に乗る期待

2020年12月29日 10:04

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■NY株が最高値を更新し海外勢の対日投資余力が拡大の余地

 三菱重工業<7011>(東1)は12月29日、一段高で始まり、取引開始後は3145.0円(99.0円高)まで上げて約2週間ぶりに戻り高値を更新。また、川崎重工業<7012>(東1)は2347円(84円高)まで上げて2日連続戻り高値を更新している。

 2050年に温暖化ガスの排出ゼロを目指す政府方針を受け、このところ三菱重は風力発電機など、川重は液化水素タンクや排出ゼロに向けた長期的な取組などが注目されており、来年も政策テーマ株として長期的に注目されるとの期待がある。NY株式市場が最高値を更新し、海外勢の対日投資に向けた資金余力が拡大する余地が出てきたこともあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
エフティグループは調整一巡、20年3月期営業増益予想で3Q累計順調(2020/02/18)
【特集】約1カ月ぶりに再開されるIPOの類似関連銘柄に注目(2020/01/27)
【特集】意外な業績好調銘柄とコロナウイルス関連に上乗せの花粉症関連銘柄をマーク(2020/01/27)
【CSR(企業の社会的責任)関連銘柄特集】イワキのCSRは「小さな社会貢献活動」として地道に継続(2020/02/04)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事