1億年前のハチの巣の化石発見、ハチの進化推測する有力な証拠の1つに

2020年2月21日 17:59

印刷

記事提供元:スラド

 1億年前のミツバチの巣の化石が発見された。この化石は、ハチの進化や多様化がどのように進んだかを示す有力な証拠となるという(PLOS ONE掲載論文ナショナルジオグラフィック)。

 この化石はアルゼンチン南部のカスティージョ累層で見つかったもので、積もった火山灰の中に作られた巣が化石化したものだという。また、この化石や周辺の地層データ、原生のハナバチの遺伝子、過去に見つかっている化石などから作成された進化のモデルでは、原生のハナバチは1億1400万年前頃から急速に多様化しはじめたことがうかがい知れるという。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス

 関連ストーリー:
北海道むかわ町で化石が発見された恐竜、新属新種と確認され「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名される 2019年09月07日
高知県や静岡県で確認されていた未知の甲殻類、絶滅種とされていた「オオスナモグリ」だった 2019年06月12日
恐竜達は子育てをしていたのか? 2004年09月09日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事