医師らに金銭払い中毒性の高い鎮痛剤処方 製薬会社元CEOに有罪判決 米国で

2020年1月28日 07:52

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記事提供元:スラド

 米国ではオピオイド系鎮痛剤の濫用や依存症が問題となっているが、医師らに金銭を支払って自社の中毒性の高いオピオイド系鎮痛剤を処方させていたとして、米製薬会社Insysの創業者で元CEOのJohn Kapoor氏に対し禁錮5年6月の有罪判決が言い渡された(AFP)。

 同社に限らず、米国では製薬メーカーが自社のオピオイド系鎮痛剤を使わせるために医師への接待を繰り返しており、米国では製薬会社の接待が多いほど薬物中毒の死者数が増えるという研究も話題となっていた。

 Insysは医療関係者に「賄賂」を贈るための大規模なシステムを構築しており、本来は処方する必要のない患者に対してもオピオイド系鎮痛剤を処方するよう奨励していたという。医師らに支払われていた「賄賂」の総額は1000万ドル(約11億円)を超えるともされている。

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