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Google、ニューラルネットワークを用いた天気予報システムを開発中
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
Googleの研究者らが、人工知能などで使われるニューラルネットワークを用いた天気予報の研究を行っているそうだ(ArsTechnica、Google AI Blog、Techable、Slashdot)。
現在一般的な天気予報は気圧や温度、湿度といった情報を用いて大気の状態をシミュレーションするが、Googleが研究しているシステムではそういったことは行わず、単に降水量のデータのみを入力とし、そこから最大6時間先までの降水量を推測するという。
研究者らによると、ニューラルネットワークを用いた天気予報は処理時間が少なく、かつより細かい範囲での予報が出せるというメリットがあるそうだ。たとえば現在の一般的な天気予報では計算に1~3時間ほどが必要だが、ニューラルネットワークを用いたシステムでは10分以内で計算が完了するという。また、既存システムでは最小でも5km単位での天気予報しか行えないが、ニューラルネットワークを用いたシステムでは1km単位での天気予報が可能だという。
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