時間のないビジネスパーソンがすべき英語の学習法とは?

2020年1月10日 13:52

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 日本人が実用的な英語習得するには、(TOEIC800点程度)には、最低でも2,200時間~2,500時間かかると言われている。忙しいビジネスマンがこの時間を捻出するには相当の努力が必要だ。

【こちらも】実用的な英語を習得するには最低でも2500時間 どうやって達成するか?

 そのためビジネスパーソンは、どのように英語を勉強する時間を捻出できるかを考えなければならない。そこで今回は、英語講師の立場から「最適な勉強方法&勉強場所&勉強時間」を紹介する。

 ビジネスパーソンにとっては、電車内での時間は「英語を習得できる最高の時間」と言っても良い。電車内では、単語帳、瞬間英作文トレーニング、リスニング練習などが可能だ。

 単語や瞬間英作文を勉強する時は、間違って発音を覚えてしまわないように音声を聞きながら覚えるのがベスト。リスニングは、聞き流しをしないようにスマホか何かでリスニング教材のテキストの写真を撮り、テキストを見ながら聞くのがベターだ。

 ある程度英語が分かるビジネスパーソンは、エコノミストやウォールストリートジャーナルを聞くと良い。通勤中、英語を学びながら、時事ニュースやビジネス情報をインプットできるようになる。

 家では声を出せる空間のため、オンライン英会話やシャドウイングをやると良い。

 英語を教えていると、「家では勉強出来ない」と言うビジネスパーソンが多い印象だ。そのため、先ほど紹介したインプット向けのトレーニングはなかなか家でする勉強には向かない。一方でオンライン英会話の時間を毎日予約さえしてしまえば、おのずと継続して英語に向き合えるようになる。

 英語の勉強は「戦略的に継続して行う」ことが一番である。なぜなら、仕事終わりに英語を勉強しようという気力が家ではなくなってしまうからだ。

 そのため最も勉強に集中できる「スキマ時間」を利用しながら、家で「オンライン英会話」をするのがベストだ。これを毎日続けていれば、英語力で同僚との差を広げる事が出来るようになるだろう。

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