Aerial Partners、「マイクリプトヒーローズ」と提携 会計システムを導入【フィスコ・ビットコインニュース】

2019年11月27日 17:09

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記事提供元:フィスコ


*17:09JST Aerial Partners、「マイクリプトヒーローズ」と提携 会計システムを導入【フィスコ・ビットコインニュース】
暗号資産(仮想通貨)の損益計算ソフト「Gtax」や仮想通貨の確定申告サポート「Guardian」などの開発を手がけるAerial Partnersは26日、ブロックチェーンゲーム専業開発会社であるdouble jump.tokyoと提携し、財務・管理会計システム「Gtax(ジータックス)」をdouble jump.tokyoに導入したと発表した。また、double jump.tokyoが提供するブロックチェーンゲーム開発支援プログラム「MCH+」の参加者に「ジータックス」を特別プランで提供するという。

Aerial Partnersは、ブロックチェーンゲームを開発・運営するためには、ブロックチェーンゲームエンジンなどをはじめ、バックオフィスとしての会計システムなど多くのシステムが必要になるとして、こうした体制を整えることが『ブロックチェーンサービス開発を新たに始めるにあたっての参入障壁となっている』と指摘する。

今回の「ジータックス」導入により、double jump.tokyoが開発・運営を手がけるイーサリアム(ETH)ベースのブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」における財務・管理会計システムを構築し、バックオフィスの効率化を実現するとしている。データの取り込みから会計処理までをすべて自動化することで、経理業務をタイムリーに完結可能となり、経営上の意思決定に資する情報を適時に把握することが可能になるようだ。

「MCH+」は、「マイクリプトヒーローズ」で開発したシステムやノウハウをフレームワーク化し、ブロックチェーンゲーム開発企業やチームなど同プログラムに参加するユーザーに基本無料で提供するプログラム。同プログラムにおいて、「ジータックス」により経営管理体制・経理財務フローの効率化を行うためのプランを提供するとしている。これにより、『ブロックチェーン開発の専門ノウハウがなくても、短期間で本格的なブロックチェーンサービスを開発できる環境を提供することを目指す』と伝えている。

「マイクリプトヒーローズ」は、スマートフォンやPCで遊べるワーカープレイスメント型RPGで、歴史上のヒーローたちを集め、育て、編成し、クリプトワールド制覇を目指すゲームである。同ゲームは2018年11月30日に正式サービスを開始し、公式ホームページによれば、ブロックチェーンゲームとして世界1位のユーザー数、トランザクション数(2019年8月21日時点、出典:DappRadar)を記録しているという。《HH》

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