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【株式市場】日経平均は後場も強く終値で昨年10月以来の高値を連日更新
◆日経平均は2万3437円77銭(84円45銭高)、TOPIXは1710.98ポイント(5.27ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億7787万株
11月27日(水)後場の東京株式市場は、日経平均が92円高で始まった。日立製作所<6501>(東1)が一段と強含み、「親子上場」の整理などが好感され、東京エレクトロン<8035>(東1)は次第に持ち直して何度か前日比プラス圏に浮上。主力株の一角の強さが目立った。一方、日銀幹部の国会答弁が伝わり、生損保株や金融株の一角は安い。日経平均は前場の高値(134円50銭高の2万3507円82銭)を抜けずに一進一退。それでも大引けは4日続伸となり、終値で18年10月以来の高値を連日更新した。東証マザース指数、日経JASDAQ平均も高い。
後場は、政府の「自動ブレーキ」義務化報道を受け、「車載走行安全系用途対応小型水晶発振器」の大真空<6962>(東1)が一段高となり、FRACTALE<3750>(東2)は「再生(幹)細胞を用いた男性腹圧性尿失禁治療に関する国内治験の終了」の発表が伝えられて一段高急伸。Sansan<4443>(東マ)は大手証券の評価に加え、クラウド名刺管理サービスのコンプライアンス関連オプション機能が「桜を見る会」のような会合の事務に役立つとの見方もありストップ高。日本パレットプール<4690>(JQS)は11月初に業績予想を大幅増額修正したことなどが材料視され後場一段高。
東証1部の出来高概算は10億7787万株(前引けは4億9913万株)、売買代金は1兆8961億円(同8500億円)。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1436(同1308)銘柄、値下がり銘柄数は637(同715)銘柄。
また、東証33業種別指数は26業種(前引けも26業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、非鉄金属、電力・ガス、パルプ・紙、ガラス・土石、機械、空運、建設、石油・石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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