【株式市場】好決算銘柄の強さ目立つが日経平均は小幅高にとどまりTOPIXなどは軟調

2019年2月1日 15:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万788円39銭(14円90銭高)、TOPIXは1564.63ポイント(2.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億1807万株

 2月1日(金)後場の東京株式市場は、11時に四半期決算を発表したHOYA<7741>(東1)が一段高となり、31日に発表したインフォコム<4348>(東1)は大引けまでジリ高となり高値引けなど、好決算銘柄の値動きが活発化した。日経平均は前引けの水準(23円75銭高の2万797円24銭)より小高く始まったが、次第にダレ模様になり、何度か前日比で小安くなりながらも大引けは14円高となり続伸した。一方、TOPIXやJPX日経400は安く、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、アイビーシー<3920>(東1)やインテリジェント ウェイブ<4847>(東2)、JIG‐SAW<3914>(東マ)などが一段と強含み、総務省がIoT機器へのサイバー攻撃に対する防御を強化との報道などが好感された。アールシーコア<7837>(JQS)は次第に第3四半期決算が評価される雰囲気になり朝方の下値から5%持ち直した。

 東証1部の出来高概算は14億1807万株(前引けは7億2131万株)、売買代金は2兆4860億円(同1兆2814億円)。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は793(同906)銘柄、値下がり銘柄数は1268(同1138)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、精密機器、医薬品、空運、電気機器、サービス、小売り、繊維製品、陸運、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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