Magic Leap Oneで度付きレンズ「Prescription Insert」が利用可能に

2018年12月22日 23:26

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記事提供元:スラド

Magic Leapは日本時間20日、MRヘッドセット「Magic Leap One」で眼科処方による近視・乱視用レンズ「Prescription Insert」が利用可能になったことを発表した(Magic Leapのブログ記事製品情報The Vergeの記事)。

Magic Leap Oneの内側(顔の側)にセットされている眼鏡型のStandard Insertはユーザーが交換可能な構造になっており、以前から度付きレンズも利用可能になることが予告されていた。Prescription Insertはオンラインストアを通じて処方眼鏡を販売するFramesDirect.comとの提携により実現したもの。製品「InSpatialRx Prescription Insert」は球面度数(SPH:近視の度数)-7.5~0、円柱度数(CYL: 乱視の度数)-4~0、近視と乱視の合計度数-7.5~0に対応する。遠視や遠近両用レンズには対応しない。価格は249ドル。Standard InsertとPrescription Insertを交換して複数のユーザーで使用することもできるが、交換するたびにキャリブレーションの実行が必要となる。

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