NY原油:反発で51.45ドル、中国の原油需要増加の思惑で買い強まる

2017年10月14日 08:04

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記事提供元:フィスコ


*08:04JST NY原油:反発で51.45ドル、中国の原油需要増加の思惑で買い強まる
NY原油先物11月限は反発(NYMEX原油11月限終値:51.45 ↑0.85)。一時51.72ドルまで上昇。中国の需要増加観測が相場反発の要因。今月19日に中国の7-9月期国内総生産が発表されるが、前年比+6.8%程度の成長が予測されている。


国際通貨基金(IMF)が先日公表した世界経済予測では中国経済は2017年に6.8%、2018年は6.5%の成長が予測されている。成長率はやや鈍化するものの、主要先進国との比較で高い成長率を維持する可能性があることから、中国の原油需要は堅調に推移するとの見方が増えている。石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国が来年3月以降も減産体制を維持するとの見方も需給改善につながる要因とされている。《MT》

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