フィギア、本田真凜がシニアデビュー戦で優勝 USインターナショナル

2017年9月17日 22:24

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 16日、アメリカ・ソルトレークシティーで開催されていたフィギュアスケートのUSインターナショナルで女子フリーが行われた。この大会でシニアデビューした本田真凛は前日のショートプログラムを首位で終え、この日のフリーもほとんどミス無くフィニッシュ。131.52点の高得点を出しトータル198.42点は2位に約15点差をつける圧勝での鮮烈なデビューとなった。2位には長洲未来(アメリカ)、3位には全米選手権女王で世界選手権4位のカレン・チェン(アメリカ)が入った。

 会場は標高1,300メートルと酸素が薄いために終盤の息切れが心配されていたが、本田は序盤から果敢にジャンプを決めて行く。「トゥーランドット」のメロディに乗せ、その後も3回転ジャンプが1度だけ2回転になった以外にミスは無かった。気力で演技していたのか演技終了後は、ふらふらの酸欠状態を見せてリンクを出るとすぐに座り込んでしまった。得点表示を待つ場所のキス・アンド・クライまで辿り着いたのは最終滑走者の長洲未来の演技が終えたからだった。

 本田は10月7日からのジャパンオープンを経て、GPシリーズデビューとなる10月27日からのスケートカナダに臨む。

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