日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 2017年7月期決算は最終黒字で着地

2017年9月13日 16:30

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記事提供元:フィスコ


*16:30JST 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人---2017年7月期決算は最終黒字で着地
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人<9283>は12日、2017年7月期(16年8月2日~17年7月31日)決算を発表した。営業収益が3.12億円、営業利益が1.07億円、経常利益が0.21億円、当期純利益が0.19億円となった。1口当たり分配金は476円となった。

本投資法人は、2017年3月29日に上場し、8物件を運用している。当期は、組み入れ先の発電所所在地で平年を上回る日照があり、変動賃料収入が得られたため、当初337円と予想していた1口当たり分配金の額を、2017年7月12日付で、19円(+5.6%)上回る356円へ上方修正したのに続き、2017年8月10日付で、さらに118円(当初予想比+137円、+40.7%)上回る474円に上方修正した。

2018年1月期は、営業収益が前期比32.9%増の4.15億円、営業利益が同33.4%増の1.44億円、経常利益が同426.4.%増の1.11億円、当期純利益が同457.0%増の1.10億円としている。1口当たり分配金は、3,210円を予想している。
なお、本投資法人は、変動賃料収入を業績予想に考慮しない方針としているが、17年8月に、変動賃料収入が得られることが既に確定しているため、上記18年1月期の各予想値には、当該変動賃料収入(4.2百万円)が織り込まれている。

また、2018年7月期は、営業収益が前期比1.6%減の4.08億円、営業利益が同10.7%減の1.28億円、経常利益が同12.7%減の0.96億円、当期純利益が同12.8%減の0.96億円としている。1口当たり分配金は、3,102円を予想している。
なお、18年7月期の業績予想には、変動賃料収入は考慮していない。《TN》

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