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飲食業界ではすでにロボットが人間の職を奪いつつある
新たな雇用を創出するることを選挙公約としてきたドナルド・トランプ米次期大統領。しかし、新たに労働長官に指名したのはアンディ・パズダー氏だった。同氏はファーストフードチェーン「カールス・ジュニア」や「ハーディーズ」を運営している人物であり、最低賃金の引き上げ反対やファストフード業界での自動化、つまりロボットの導入に積極的な立場のトランプの政策とはややズレた存在といえる(recode、TheBridge、Reuters、Slashdot)。
実はファーストフード業界はすでにロボット化が進んでいるという。鈴茂器工の寿司ロボットは時速3,600個で握り寿司を作れることで知られている。またスタートアップ企業のZumeは休憩を取らずに働き続けるピザロボットを開発、上海ではロボットラーメン店が開業中。紅焼牛肉ラーメン、牛肉ラーメン、揚げ魚トッピングラーメン、五目海鮮ラーメンなどのメニューがあり、平均90秒で1つの丼を仕上げるという。
もちろんハンバーガーロボットもある。スタートアップ企業Momentum Machinesのハンバーガーマシンでは1時間に400個のハンバーガーを作れるそうだ。米マクドナルドでは店舗従業員のロボット置き換えも進められている。海の上のクルーズ船ではロボットバーテンダーが活躍。またサンフランシスコなどではまったく人間を必要としない無人レストランEatsaというのもあるとのこと。
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