大阪府犬鳴山の金魚放流イベント、「生態系への悪影響」との指摘を受けて中止に

2016年7月26日 23:47

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 大阪府泉佐野市の犬鳴山で毎年開催されていた金魚の放流イベントが、「生態系へ悪影響がある」との指摘を受けて中止になったという(産経新聞)。

 このイベントは川に金魚を放ち、来場者が捕まえるというもの。「元の生態系にない生き物を大量に自然に放流するのは自然破壊」という声があるいっぽう、金魚は川で生きていくのが難しいため影響は考えにくい、という意見もあるそうだ。

 中止になったのは7月16日に開催されるはずだったイベント。7月30日にも同じイベントが予定されているが、こちらについては開催するかどうかはまだ検討中だという。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球

 関連ストーリー:
求ム、ヒョウ柄ナメクジの目撃情報 2016年02月17日
カムバックサーモン運動の先駆けとなった札幌の運動が終了 2014年11月04日
生態系を乱す外来種対策:食べてしまえ! 2014年05月26日
環境省、ミドリガメを「特定外来生物」に指定の方針 2014年01月11日
「最も侵略的」とされるイネ科植物スパルティナ・アルテルニフロラ、国内侵入 2011年08月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事