アパレルウェブがGMOグループと業務提携へ アパレル企業のオムニチャネル化を加速

2016年4月28日 10:56

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記事提供元:アパレルウェブ

 アパレルウェブ(東京、千金楽健司社長)と、GMOインターネットグループのGMOメイクショップ(東京、向畑憲良社長)はきょう28日、アパレルに特化したITソリューションの共同事業展開において、業務提携に合意したことを発表した。GMOメイクショップが提供するネットショップ構築サービス「MakeShop(メイクショップ)」と、アパレルウェブが提供するアパレル関連企業向けのマーケティングエンジン「APPAREL CLOUD(アパレル クラウド)」を利用し、アパレルに特化したソリューションをワンストップで提供する計画だ。

 GMOメイクショップが提供する「MakeShop」は、国内2万2,000店舗以上の導入実績を持つネットショップ構築サービス。2014年9月からは、メールマガジンによるマーケティングや、顧客層ごとの個別アプローチを可能にするECマーケティングツール「MakeRepeater(メイクリピーター)」を提供するなど多彩な機能を備え、ショップの売上増を支えている。

 アパレルウェブが提供する「APPAREL CLOUD」は、商品情報や店舗情報、在庫数をはじめ、ブログやSNS、スタイリング情報など、アパレル関連企業が扱う様々なデータを実店舗とEC店舗の隔たりなく一括管理するもの。情報を一元化できるため、ブランドサイトやECサイト、ファッションモール、ブログ、スマートフォンアプリ、SNSなど、顧客との接点となるすべてのチャネル(オムニチャネル)をスムーズに連携させ、効果的なCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント=顧客関係管理)を実現させるねらいがある。

 今後は、「MakeShop」と「APPAREL CLOUD」を連携させ、「MakeShop」の「EC」ソリューションと、「APPAREL CLOUD」のブログ、アプリの制作サービスをワンストップで提供。両者の強みを最大限に活かしたオムニチャネル・マーケティングの環境整備など、様々な事業展開を計画している。ソリューションの詳細や今後の導入予定先企業については、6月上旬に発表する予定だ。

■アパレルウェブ「APPAREL CLOUD」公式サイト
http://www.apparel-cloud.com/

■GMOメイクショップ「MakeShop」公式サイト
http://www.makeshop.jp/

※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。

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