パナソニック、「AllPlay」に対応したコンパクトステレオシステムを発表

2015年7月1日 07:02

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コンパクトステレオシステム「SC-ALL5CD」(パナソニック発表資料より)

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 パナソニックは30日、Wi‐Fiを利用して複数の機器で同時に音楽を再生する規格「AllPlay」に対応した高音質設計のCD再生が可能なコンパクトステレオシステム「SC‐ALL5CD」を7月24日から発売すると発表した。価格はオープンプライス。色はブラックのみ。

 近年、スマートフォンを使って音楽を聴くリスニングスタイルが定着し、家庭内にあるオーディオ機器を使って、手軽にスマートフォンの音楽を高音質で聴きたいという要望が高まっている。これまではBluetoothで機器間を接続しており、接続に関して複雑な設定操作が、その都度必要な場合があった。

 新製品では、一度Wi‐Fiで接続を設定すれば、手持ちのスマートフォンから簡単に接続ができる。電源の立ち上げから再生までの操作もスマートフォンでできる。さらにBluetoothでは伝送する際に音声を圧縮していたが、同製品ではWi‐Fiを使って伝送することで、音声圧縮がなく、高音質な音楽を楽しめる。

 また、同製品で再生しているCDなどの音を他の「AllPlay」対応機種に送信でき、家の中どこでも同製品で再生する音楽を聴くことができるようになる。AllPlay対応で楽しめる高音質の音源としては、スマートフォン/タブレットに保存した音源とNASに保存した音源がある。これらを利用するためには、無料アプリの「Panasonic Music Streaming」を使用。また、インターネットラジオは、無料アプリ「Qualcomm AllPlay Radio powered by TuneIn」を使うことで再生できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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