DeNAとZMP、自動運転技術活用したロボットタクシー事業で合弁

2015年5月12日 18:44

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 ディー・エヌ・エー(DeNA)とZMPは12日、29日を目途に自動運転技術を活用した旅客運送事業の研究・開発などを行う合弁会社を設立すると発表した。

 合弁会社は「株式会社ロボットタクシー(仮)」で、資本金等は7億円(出資比率DeNA:66.6%、ZMP:33.4%)。DeNAのインターネットサービスにおけるノウハウと、ZMPの自動運転に関する技術を連携させることで、自動運転技術を活用した旅客運送事業(ロボットタクシーやロボットバスなど)を実現するための研究・開発、さらに、開発された技術の提供などとともに、将来の利用者の開拓や利用促進を行う。

 第一段階としては、自動運転技術の向上やサービスモデルの仮説検証などの実証実験を重ねていくことを計画している。両社では、過疎化や高齢化の進む地域の高齢者や子ども、障碍者などのサポートの役割も担う新たな交通手段の実現が可能となるとし、ロボットタクシー事業を通じて、日本の地方創生・地域再生に貢献したいという。

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