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大和ハウス、東芝子会社らと合弁で水力発電事業に参入

大和ハウス工業、シグマパワーホールディングス、坂本土木が建設するDTS飛騨水力発電所(仮称)のイメージ(写真:大和ハウス工業の発表資料より)[写真拡大]
大和ハウス工業は4日、東芝の子会社であるシグマパワーホールディングス合同会社と坂本土木との合弁で水力発電事業に参入すると発表した。
同事業は、岐阜県飛騨市宮川町において発電出力約2MWの水力発電所を、2015年4月より建設し、2017年11月から売電を開始するもの。年間予定発電量は1万2,060MWhで、再生可能エネルギーの固定買取制度を活用し、発電した全電力を20年間、大和ハウス工業が新電力として全量買取し、電力小売事業の電力として法人企業に電力販売する。
発電機は東芝製を使用し、土木工事および「(仮称)DTS飛騨水力発電所」の運営管理については坂本土木が行う。新会社は、所在地は岐阜県飛騨市宮川町、発電出力は1,969.5kW、年間予定発電量は約1万2,060MWh/年(約2,600世帯分の電力量に相当)、CO2削減量は年間約7,000tの予定である。総事業費は約28億円で、年間売電売上は約3億8000万円である。
合弁会社の名称はDTS飛騨水力発電で、2014年12月22日に設立した。
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