【木村隆の相場展望】マクロ指標の悪化が懸念材料、底値固めの展開へ

2014年10月4日 19:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(10月6~10日)

  今週も前週に続いて乱高下の展開となった。10月2日には米国株安、円安一服で420円安と売り込まれた。3日の相場は円安を支えに買戻しが入り反発したが、凄いのはその後。9月の米雇用統計が市場予想以上に改善したため米国の景況感が上向き、ナイトセッションでは1万5910円と、大証の終値を150円上回った。

  これだけ上下に振られると、なかなかついていくのも難しくなってくる。裁定買い残は直近10月3日現在では前週比3116万株増の4億6600万株となっている。昨年11月29日の29億5692万株以来の水準となる。ここからさらに増加するのなら相場は上だし、解消売りに動くなら下をみることになる。

  その後今週に入っての動きを見ると、9月29日が2836万株増、9月30日が1982万株減少、10月1日が3116万株増で推移、10月2日は相場急落で大幅に減少と推定さされ、まだ方向感は出ていないようだ。

  投資主体別売買状況では外国人は6594万株の増加で、4週連続の買い越しだ。それからETFも9月30日、10月2日、10月3日と約146億円買い越している。こうしてみてくると需給はいい。今週は値固めの展開が予想される。

  しかし、日本株急落の要因となった日本経済のマクロ指標への不安感はぬぐえていない。波乱の芽はそのままということだ。(株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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