新日鉄住金、ベトナムにおける薄板合弁会社が営業運転を開始

2013年10月16日 18:41

印刷

オープニングセレモニーの様子(写真:新日鉄住金)

オープニングセレモニーの様子(写真:新日鉄住金)[写真拡大]

 新日鉄住金と中国鋼鉄(本社:台湾・高雄)は、2008年8月に、冷延鋼板・溶融亜鉛めっき鋼板・電磁鋼板等の薄板製品の製造・販売合弁会社「China Steel Sumikin Vietnam Joint Stock Company(以下CSVC)」社をベトナムに設立することで合意し、工場の建設・立ち上げを進めてきたが、今年11月にCSVC社が営業運転を開始することとなったと、新日鉄住金が15日発表した。それに先立ち、CSVC社は10月14日に現地工場サイトにおいて、ベトナム、台湾、日本等から約700人を招いてオープニングセレモニーを挙行した。

 同工場は、投資額が約11億5000万ドル(約1130億円)であり、自動車用途を含む薄鋼板を製造する拠点となる。新日鉄住金及び中国鋼鉄社はCSVC社を通じ、ASEAN地域における薄板需要に対して迅速・確実に対応していく。

関連記事