東武鉄道、大宮からスカイツリーへ直通する臨時列車を運行

2012年9月21日 11:12

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8000系リバイバルカラー車両(写真:東武鉄道)

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 東武鉄道は20日、9月29日から11月25日までの土休日に、東武野田線大宮駅から東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅へ直通する臨時列車を1往復運行すると発表した。

 同列車は、さいたまエリアの顧客に東京スカイツリータウンへの便利なアクセスを提供するために運行するもので、大宮駅を出発すると春日部駅より東武スカイツリーラインに乗り入れ、とうきょうスカイツリー駅まで乗り換えなしで、さらに通常運賃のみで利用できる。大宮~とうきょうスカイツリー間は大人630円となる。

 往路は大宮午前11時発、とうきょうスカイツリー12時着、復路はとうきょうスカイツリー午後3時23分発、大宮午後4時23分着となる。なお、途中、大宮~春日部間の各駅と北千住駅に停車する。

 運行に当たっては、1963年のデビュー以後約20年にわたり、デビュー当初の面影を残し鉄道ファンから“丸目”の愛称で親しまれている編成(8111号編成)を使用する。同編成は2011年6月をもって引退したが、東武鉄道の輸送の近代化に大きく貢献したことから、デビュー当時のリバイバルカラーに塗装して東武博物館で動態保存している。

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