ヤクルト、兵庫三木工場で一部生産を開始　西日本3工場での生産は終了へ

　ヤクルト本社は23日、兵庫三木工場（所在地：兵庫県三木市）で、はっ酵乳「ソフール」を8月2日より、ヤクルト類原料液を8月20日より、それぞれ生産開始すると発表した。

　兵庫三木工場は、2009年1月に発表した「国内乳製品工場への第2期設備投資計画」に基づき、顧客の信頼に応える高品質の追求と、生産効率の向上を目的に、 2010年9月より建設工事を開始。現在、2012年12月完成予定で工事を進めているが、先立って7月にヤクルト類原料液およびソフール生産設備が完成した。

　そこで、8月から「ヤクルト」と「ヤクルト400LT」の原料液の製造、「ソフールプレーン」と「ソフールLT」の生産を開始し、主に近畿以西の西日本方面に出荷する。今後も工事の進捗状況に合わせ、9月に「ソフール元気ヨーグルト」、10月に「ミルミルS」、12月に「ソフールストロベリー」、「ミルミル」の生産を開始する予定。

　なお、これに伴い、京都工場は2012年8月、福山工場は2012年9月、熊本工場は2013年4月（予定）に生産を終了する。2013年5月より国内乳製品工場は、本社工場5工場、ボトリング工場6工場の11工場体制となる。