【注目の決算発表】エルピーダメモリは3Q営業赤字転落も経営支援策検討を評価し3連騰

2012年2月4日 14:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  エルピーダメモリ <6665> は3日、10円高の347円と3日続伸した。2日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、大幅に赤字転落し赤字幅が今年1月27日の観測報道値より悪化したが、同社の経営再建の支援策について、経済産業省、日本政策投資銀行などと検討が進められていることを前向きに評価し底値圏買いが続いた。

  3Q業績は、売り上げが前年同期より44%減少し、営業利益が923億600万円の赤字(前年同期は410億2500万円の黒字)、経常利益が1028億6400万円の赤字(同217億4800万円の黒字)、純利益が989億600万円の赤字(同102億9200万円の黒字)と大きく落ち込んだ。

  DRAM需要が、パソコン需要の不振やタイの洪水によるHDDの供給減、エレクトロニクス製品の生産停止などで低迷し、DRAM需給バランスが悪化、市場価格も下落したことが要因となった。

  3Qの出荷ビット成長率は、昨年10月予想の約5%がマイナス4%に落ち込み、平均販売単価変動率も、マイナス4%となった。同社は、業績予想に代えて次の四半期の出荷ビット成長率を開示し見通しとしているが、3月通期は、前回の40~50%から約40%へ変更した。

  株価は、今年1月10日につけた上場来安値297円水準で台湾、米国のDRAMメーカーとの経営統合・業界再編思惑が表面化して底上げムードとなっていた。業績実態からはなお底値圏推移が長引きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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