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太陽光から燃料を生み出す装置
記事提供元:スラド
danceman 曰く、
カルフォルニア工科大学とチューリッヒ工科大学は共同で、太陽光を保管可能な燃料に直接変えることのできる装置の開発に成功したとのこと(gizmag)。
この装置は、水や二酸化炭素を太陽光を使って水素や一酸化炭素に変換するという。同装置はまだ試作段階にあり、装置が取り込むソーラーエネルギーの0.7〜0.8%程しか燃料に変えることができず、効率の問題が残されている。だが効率を19%までに引き上げることができれば、商業目的での使用も可能になるという。ソーラーパネルから作られるエネルギーの場合、その場で使用するか、保管や持ち運びにはバッテリーが必要であったが、燃料に変えることで夜間の使用が可能となり移動も楽になる。また同装置から製造できる燃料は、ホンダや韓国の現代といった自動車メーカーが開発する水素自動車で使用することができるそうだ。
ただ研究者らの指摘によれば、装置にはセリウムというレアアースが必要となるため、同技術を大規模に使用することは資金的に難しいだろうとのこと。
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