アプティナ、高速、放送品質のHD動画を実現するスマートフォンおよびスポーツカメラ向け新型8メガピクセル・センサーを発表

アプティナの新しい8MPイメージセンサー、動画性能と読み取り速度、高ダイナミックレンジを重視した新製品ファミリーとして初登場

（米カリフォルニア州サンノゼ）- （ビジネスワイヤ） -- アプティナは本日、モバイル機器およびスポーツカメラ向けに超高速8メガピクセル（MP）イメージセンサーを2種類発表しました。AR0835センサーはモバイル機器市場で急増する需要に応え、またAR0835HSは、静止画および動画機能を備えた超高速、高性能カメラを求める過酷なスポーツカメラ市場に対応しています。

この新しい高速センサーでは、ピクセルビニングや視野のトリミングなしにフル画面の16:9 HD動画ウィンドウを60 fpsで読み出すことができます。この6メガピクセルのデータストリームは3倍オーバーサンプリングで対象画像を捉え、テレビスタジオで使用されるハイエンドのマルチセンサー・ビデオカメラと同じような鮮明な動画を生み出します。また、カメラ設計者はこの高速性を生かし、ビデオストリームやシャッター速度に影響を与えずに6メガピクセルの静止画撮影機能を実現することができます。

アプティナの製品開発担当バイスプレジデントのRoger Panicacciは、次のように語っています。「アプティナの高度なA-PixHS技術により、1.4ミクロンのBSIピクセルが次のレベルに高められ、妥協のない画像品質と非常に高いフレームレートの動画を生み出す高速アーキテクチャーが実現しました。AR0835センサーとAR0835HSセンサーは、高度な技術革新を取り入れてスマートイメージングを提供するソリューションです。」

この2つのセンサーは他にも、自然で明度範囲の広い静止画および動画シーンを捉える高ダイナミックレンジ機能、オンチップ・ビニングによる720p120の実現、オプションのオンチップ・スケーラーによるデータ転送レート制限（広範囲のイメージ・コプロセッサーに対応）、スローモーション再生などの機能があります。AR0835モバイルセンサーはアプティナの8MP AR0833と完全ピン互換であり、AR0833使用の標準モジュールとレンズやレンズ取り付けも共通化することができます。ビデオカメラ向けのAR0835HSセンサーは超高速（最大32レーン）の独自データインターフェースHiSPi™を使用し、一方AR0835は4レーンのMIPI®インターフェースを使用します。

入手時期について

AR0835は既に量産中です。ダイでも独立センサーとしても入手でき、またアプティナのモバイルイメージング・コプロセッサーと組み合わせ、完全調整された完全なカメラソリューションを提供することができます。

AR0835HSは現在、新しい10ミリx10ミリのCLCCパッケージでサンプル出荷中であり、量産は暦年2013年第1四半期の予定です。

アプティナについて

アプティナはImaging Everywhere™（あらゆる場所でのイメージング）を実現するCMOSイメージング・ソリューションの世界的プロバイダーです。アプティナは、Aptina A-Pix™、Aptina A-PixHS™、DR-Pix™、受賞歴のあるMobileHDR™といった性能強化技術によって、イメージセンサー製品で市場有数のポートフォリオを築いています。これらの製品はスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの消費者向け主要電子製品や、監視、車載、医療、ビデオ会議、ゲームのアプリケーションで利用されています。アプティナに関する詳細情報については、www.aptina.comをご覧ください。

©2012 Aptina Imaging Corporation. All rights reserved. 情報は予告なく変更されることがあります。Aptina、A-Pix、A-PixHS、HiSPi, MobileHDR、Aptinaのロゴ、Imaging Everywhereはアプティナ・イメージング・コーポレーションの商標です。その他の商標はすべて各所有者の財産です。

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