スターリング・アンド・ウィルソンがアフリカ最大の電池電力貯蔵プロジェクトを提供へ

プレスリリース発表元企業:Sterling and Wilson

配信日時: 2018-06-04 22:57:00

スターリング・アンド・ウィルソンがアフリカ最大の電池電力貯蔵プロジェクトを提供へ

3カ所の合計30MWhに達する設備は単体として最大の17MWhの設備を含み、太陽光発電・ディーゼル発電・電池電力貯蔵のハイブリッドマイクログリッドを提供
本契約により、世界最大級の太陽光EPC企業がハイブリッド発電/電力貯蔵分野に正式参入


(印ムンバイ)- (ビジネスワイヤ) -- インドの多国籍企業として設計・建設・製造・エネルギーのサービス提供に携わり、売上高15億ドルを超えるスターリング・アンド・ウィルソンは、西アフリカで当社初の大規模ハイブリッド発電・電力貯蔵システムのターンキー設計・調達・建設プロジェクトの契約を受注しました。スターリング・アンド・ウィルソンが受注したターンキーシステムの範囲には、太陽光発電・ディーゼル発電・電池電力貯蔵の自家用ハイブリッドマイクログリッドに関する設計、技術、調達、建設、運転・保守が完全に含まれています。この種として初の本プロジェクトは西アフリカの教育分野のビハインド・ザ・メーター顧客に電力を供給するもので、アフリカ大陸最大の蓄電池電力貯蔵プロジェクトの基幹設備としての役割も担い、単体としては最大の17MWhの蓄電池設備を含め、30MWhの蓄電池が3施設にわたり設置されます。

マイクログリッドの統合と教育施設のオフグリッド化の実現に加え、蓄電池で支える本ハイブリッドマイクログリッドの独自設計により、教育施設は全日を電力面で自立できるようになり、その結果として効率的な運営、効果的な学習、学校プログラムへの予算割り当て増加が実現します。スターリング・アンド・ウィルソンが提案するハイブリッド発電/電力貯蔵ソリューションは13万7170メートルトンのカーボンフットプリントを削減すると見込まれており、これは350万本の新しい木を植えることに相当します。

この契約に関し、スターリング・アンド・ウィルソンの最高経営責任者(CEO)でハイブリッド発電/電力貯蔵担当のDeepak Thakurは、次のように語っています。「どのような国でも、電力供給がないことは効果的な学習の提供や国の発展にとって主たる障壁となります。ハイブリッド発電/電力貯蔵分野で当社初の記念碑的プロジェクトを獲得でき、非常に喜ばしく思っています。このプロジェクトはアフリカで過去最大の蓄電池設備で構成されるのみならず、将来世代に活力を与える一大設備となることが期待されます。当社はこれまでに7GWを超える太陽光/ディーゼル/ガスベースの発電所をターンキー方式で提供してきた世界的専門力を総合的に備えていることから、顧客からの品質/安全/財務面の最も厳格な要求に応える自信があります。」

スターリング・アンド・ウィルソンはそのエネルギーに関する世界的な専門力を背景に、ハイブリッド発電/電力貯蔵事業部門を通じ、集中型の大規模化石燃料/再生可能エネルギー発電所から、データセンター、C&I分野、島しょなどの遠隔環境までの広いエネルギー分野を対象に、ハイブリッド発電/電力貯蔵ソリューションを適用する場所と方法を広く視野に収めています。この新設事業部門は、米国に狙いを定めるほか、欧州、中東、アフリカ、アジア、オーストラリアを対象に、これら分野でさらなる機会を積極的に追求しています。

スターリング・アンド・ウィルソンについて

スターリング・アンド・ウィルソンは、Shapoorji Pallonji家がいかにしてビジネスパートナーと長期的な関係を育んできたかを示す素晴らしい例です。ミストリー家とダルバラ家は、スターリング・アンド・ウィルソンと3世代にわたって提携してきました。最近、両家の第4世代目が事業を統合したため、この提携関係がますます強固なものになることは確実です。

スターリング・アンド・ウィルソンは過去5年間に、並外れた成長を遂げています。世界中で事業を展開しているほか、サービス範囲を拡張しており、当社の売上高は非常に大きなプラス成長を記録しました。売上高は、2012年の1760カロール・インドルピーから、6000カロール・インドルピーへと増えており、2020年までに売上高は1万カロール・インドルピーを超える見通しです。2010年は主としてインドに焦点を当てていましたが、現在スターリング・アンド・ウィルソンは中東、アフリカ、オーストラリア、欧州全体で事業を展開しています。当社は本年度、米国と南米に事業を拡大中です。主としてインドのMEPプロジェクトに重点を置いていたスターリング・アンド・ウィルソンは、過去5年間にDGセットの製造、ガス発電所、廃棄物発電、ターンキーのデータセンター、伝送と配電、ソーラーEPCの事業を世界規模で行っています。スターリング・アンド・ウィルソンは最近、電力貯蔵分野にも参入しており、火力発電所から貯蔵設備を備えた再生可能エネルギーへと移行する世界的動向において、中心的役割を果たす態勢が整っています。

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