熊本地震の被災地で、必要とされる支援を――サイエントロジー・ボランティア・ミニスターが現地での救援活動
配信日時: 2026-09-01 16:00:00

「何か打つ手がある」をモットーに、被災者に寄り添いながら物資支援、家財の搬出、避難所でのアシストなどを実施
2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宇城市と氷川町で最大震度7、八代市を含む広い地域で震度6強を観測しました。熊本県内では住宅や道路、上下水道などの社会基盤に被害が生じ、最大約10万8,100戸で断水が発生するなど、地域の生活に大きな影響が及びました。こうした状況を受け、震災後、サイエントロジー・ボランティア・ミニスターは八代市に入り、被災された地域の復旧・支援に向けたボランティア活動を行いました。
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現地では、地震によって住宅や施設が被害を受け、避難生活を送る方々がいる一方、発災直後にはボランティアの受け入れ体制が十分に整っていない地域もありました。そこでボランティアたちは、まず被災地域を訪ね、避難所や地域の方々から話を聞き、その時々に必要とされている支援を確認することから活動を始めました。
■必要とされている場所へ、必要なものを届ける
8月1・2日の活動初期には、水不足の情報を受け、飲料水やウェットティッシュなどの物資を用意して被災地域へ向かいました。避難所を一つひとつ訪ねる中では、すでに物資が届いている場所もありました。しかし、最後に訪れた避難所では、ちょうど別の施設から必要な物資についての依頼が入っており、持参した物資を必要としている場所へ届けることができました。
支援を受けた施設からは、「私たちが最も必要としていた物資を届けてくださって、本当に驚きました」という声も寄せられました。災害時には、支援物資が集まっていても、それが必要としている人のところまで届くとは限りません。現地を実際に訪れ、状況を確認し、必要な場所へ届けること。その一つひとつが、被災地での支援につながりました。
■現場で見つけた「今、必要なこと」
活動が進むにつれ、支援の内容も変化していきました。ボランティア受け入れが始まっていない地域では、直接現地を訪ねて状況を確認。正式なボランティア活動が始まる前から、支援を必要としている場所を探し、できることから活動を始めました。その後は、支援物資の搬入や仕分け、被災した住宅からの家財の搬出・片付けなど、現地で求められるさまざまな活動に取り組みました。支援物資の搬入では、現地の団体とも協力しながら作業を行いました。
被災家屋の片付けでは、家具や生活用品などの搬出を行いました。その中で、ボランティアたちが大切にしていたのが、壊れた家具や生活用品を単に「ゴミ」と呼ばず、「家財」と呼ぶことでした。ある住民の方が片付けを終えた後、「スッキリしたけれど、なんだか寂しいね」と話されたといいます。外から見れば処分するものでも、そこには長年暮らしてきた生活や思い出があります。
被災地での支援は、ただ物を運び出したり、家を片付けたりするだけではありません。そこに暮らしてきた一人ひとりの思いに触れながら活動することの大切さを、ボランティアたちは現場で学びました。
■黄色いTシャツがつないだ地域との信頼
活動を続ける中で、地域の方々とのつながりも生まれていきました。黄色いTシャツを着て活動するボランティアの姿を見た近隣住民から、「私の家も片付けてもらえませんか?」と声をかけられることもありました。
継続して活動することで、地域の方々から「黄色いTシャツの人たちは信頼できる」と受け止めてもらえるようになり、以前に家財の搬出を手伝った住民と再び顔を合わせ、生活上の困りごとについて相談を受ける場面もありました。
一度支援して終わるのではなく、同じ地域で活動を続け、顔を合わせ、話を聞く。その積み重ねが、少しずつ信頼につながっていきました。
■避難所で、身体と心に寄り添う「アシスト」
活動では、避難所などで、被災された方々に対して、ボランティア・ミニスターの援助技術である、被災者の精神的ショックを和らげ、自己回復能力を高める独自のケア技術「アシスト」を提供しています。 実際に、被災された方々は余震で安心して寝られず、倒壊した家屋、道路の亀裂などの光景を目にし、常に厳しい環境で過ごしているため、身体や心のケアがとても求められています。
「アシスト」の援助技術はサイエントロジー教会の創設者L. ロンハバード氏によって開発された技術で、世界中の災害地で被災された方々が精神的苦痛からの回復を助けるお手伝いをさせていただいています。アシストとは:https://www.rescue.bz/assist
実際にアシストを受けた方からは、
・「気持ちがすぐれて、本当に身体が洗われた感じで心とともに疲れが取れました。有難うございました。こんな遠いところまで足を運んでくださった事を感謝しています。有難うございました」(82歳女性)
・「身体が軽くなり、気力がわいてきました。神経が参っていたので有り難かったです 」(72歳女性)
・「アシストをしてもらって、大腿骨骨折の痛みも和らぎました」(80代女性)などの声が寄せられました。
また、地震への不安から、夜もぐっすり眠ることができていなかったという女性は、アシストを受けた後、「昨日と今日大変お世話になりました。何十年ぶりかなぁ、(リラックスをして)お昼寝をしていました。有難うございました」とメッセージを寄せてくださいました。
また、活動を通して出会った方から、「明日も来る?楽しみにしています」と声をかけられる場面もありました。
ある99歳の女性は寝たきりの状態でしたが、アシストを受けながら涙を浮かべ、何度も感謝の言葉を伝えていただいたというエピソードもあります。アシスト後、なんと、その女性が杖をついて歩いておられるところを目にした、と心が震えるお話をボランティアのメンバーから共有いただきました。
災害の現場では、家屋の片付けや物資の不足といった目に見える問題だけでなく、不安や緊張を抱えながら避難生活を送る人々もいます。だからこそ、物理的な支援だけでなく、一人ひとりと向き合い、話を聞き、寄り添うことも大切な支援の一つとなります。
■「自分にも何かできる」――ボランティア自身にも生まれた変化
8月1日~26日まで行なわれた今回の活動には、初めて被災地でのボランティア活動に参加した人もいました。ニュースで被災地の状況を見ながらも、「自分には何もできない」と感じていた人が、仲間とともに現地へ向かいました。現地では、何をすればよいのか分からないところから始まった活動もありました。それでも、現場を見て、話を聞き、必要なことを一つずつ見つけながら活動を続けました。
活動を終えた参加者からは、「自分一人では到底できないことも、チームならできる」という実感も寄せられています。支援する側とされる側という一方向の関係ではなく、現地の方々との出会いや仲間との協力を通じて、ボランティア自身も多くのことを学ぶ貴重な機会となりました。
■「何か打つ手がある」を胸に
災害が起きたとき、「自分に何ができるのだろう」と考える人は少なくありません。サイエントロジー・ボランティア・ミニスターは、「何か打つ手がある」をモットーに、災害現場で必要とされる支援に取り組んでいます。(https://www.volunteerministers.jp/)
今回の熊本での活動でも、最初からすべてが決まっていたわけではありません。現地へ行き、状況を見て、話を聞き、その時に必要とされていることを探す。水を届けることから始まり、物資の搬入、家財の搬出、地域の方々との交流、そして避難所でのアシストへ。現在も各地で続く活動は、「今、何が必要とされているのか」から考えて動く支援の積み重ねです。
当団体は、今後も必要とされる場所で、地域の方々や関係団体と協力しながら支援活動に取り組んでいきます。お問合せ:E-mail/ mail@rescue.bz
WEBsite/ https://www.rescue.bz/
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