ハイクカム LT+、スターリンク衛星通信による撮影データのクラウド送信に成功

プレスリリース発表元企業:株式会社ハイク

配信日時: 2026-09-01 13:00:00

携帯電話圏外エリアにおけるIoT自動撮影カメラの活用拡大へ



株式会社ハイクは、IoT自動撮影カメラ「ハイクカム LT+」について、KDDI株式会社が提供するスターリンクを活用した衛星通信サービス「au Starlink Direct for IoT」を利用した実証試験を実施し、撮影画像、動画のクラウド送信に成功しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36107/8/36107-8-710938b9b5aedd5684b7741723f38a89-2528x1686.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今回の実証では、実際の「ハイクカム LT+」を使用し、Starlink(スターリンク)衛星通信を介したネットワーク接続からデータ通信、撮影画像のクラウドへの送信まで、一連の動作を確認しました。
その結果、ハイクカム LT+で撮影した画像データが衛星通信を経由してクラウド側へ正常に送信されることを確認しました。

専用アンテナやルーターを必要とせず、通信式トレイルカメラ単体で、撮影から衛星通信によるデータ送信、クラウド受信まで一連の動作を確認できたことが、今回の実証における大きな成果です。

携帯電話の電波が届かない場所でも遠隔監視へ
ハイクカムは、山林、農地、河川、斜面、設備周辺などに設置し、撮影した画像をクラウドへ自動送信できるIoT自動撮影カメラです。
これまでモバイル通信を利用した遠隔監視では、携帯電話基地局のサービスエリア外となる山間部や森林内などにおいて、設置場所が制限されるケースがありました。
特に、野生動物の調査や獣害対策、自然災害監視などでは、監視が必要な場所ほど通信インフラが整備されていないという課題があります。
今回、スターリンク衛星通信を利用して実際の撮影画像をクラウドまで送信できることを確認したことで、これまで携帯電話網だけでは遠隔監視が難しかったエリアにおいても、ハイクカムを活用できる可能性が広がります。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36107/8/36107-8-8bb6444e2393b277f86ba63cab04f615-550x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ハイクカム LT+ IoT自動撮影カメラ

想定される活用シーン
スターリンク衛星通信とハイクカムを組み合わせることで、以下のような場所での遠隔監視が期待されます。
- 山間部・森林内におけるクマなど野生動物の監視、調査
- 携帯電話圏外地域における獣害対策
- 河川、斜面、積雪地域における土砂災害や雪崩などの定点監視
- 山岳地帯や遠隔地に設置されたインフラ・設備の監視
- 通信インフラが限定される地域での長期モニタリング

従来は、携帯電話の電波状況を確認したうえでカメラの設置場所を選定する必要がありました。
衛星通信を活用することで、今後は「通信できる場所にカメラを設置する」のではなく、「本当に監視したい場所にカメラを設置する」という運用への転換が期待されます。

「つながる」だけではなく、実際の撮影データをクラウドへ
今回の実証では、衛星通信ネットワークへの接続確認だけではなく、「ハイクカム LT+」で実際に撮影したデータを送信し、クラウドシステム側で正常に受信できることまで確認しました。
これにより、ハイクカムの基本的な運用である、
「現地で自動撮影し、そのデータを離れた場所から確認する」
という一連の仕組みについて、スターリンク衛星通信を活用した圏外環境でも実現できることを確認しました。
株式会社ハイクでは、今回の実証結果を、通信インフラの制約を受けにくい遠隔監視システムの実現に向けた重要な成果と位置付けています。

ハイクワークスとの連携でAIによる遠隔監視も
ハイクカムから送信された画像は、クラウドサービス「ハイクワークス」で遠隔確認することができます。
また、ハイクワークスではAI画像解析にも対応しており、野生動物などが撮影された画像を自動解析して種判定を行うことや、生成AIを活用し、その日に撮影された動物種や撮影数などをもとに、日報形式の解説を自動生成することもできます。

ハイクワークスProに「生成AIモードβ」を追加
ハイクワークスProに生成AIによる「AI日報解説」を提供開始 (ハイクワークスへリンク)

今後、衛星通信によって携帯電話圏外エリアから画像を送信できる環境が広がることで、これまで人が定期的に現地へ赴いてSDカードを回収する必要があった場所でも、遠隔地から画像を確認・解析できる可能性があります。
これにより、現地確認の回数削減や、異常の早期把握など、遠隔監視業務の効率化にもつながると考えています。

今後について
株式会社ハイクでは、今回の実証結果をもとに、山間部や森林、災害監視地域など、より実際の利用環境に近い条件で検証を進めてまいります。
通信の安定性や運用方法などについて検証を重ね、携帯電話網だけでは遠隔監視が困難だった場所におけるハイクカムの活用拡大を目指します。
また、ハイクカム、衛星通信、クラウド、AIを組み合わせることで、野生動物対策や災害監視をはじめとしたさまざまな分野において、より効率的で高度な遠隔監視の実現を進めてまいります。

ハイクカムについて
「ハイクカム」は、撮影した画像を通信回線経由でクラウドへ自動送信できるIoT自動撮影カメラです。
野生動物の調査・獣害対策、不法投棄監視、太陽光発電所などの設備監視、自然災害監視など、電源や通信環境が限られるさまざまな場所で活用されています。
クラウドサービス「ハイクワークス」と組み合わせることで、撮影画像の遠隔確認やAI画像解析などにも対応しています。

※本記事は実証試験の結果をお知らせするものであり、すべての設置場所・通信条件における衛星通信の利用を保証するものではありません。
※衛星通信サービスの利用には、サービス提供事業者が定める契約条件、対応条件、利用可能エリア等が適用されます。
※「Starlink」「スターリンク」はSpaceXが提供する衛星通信サービスです。

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