エクソン モービル コーポレーション、2011年の埋蔵量置換率を発表

プレスリリース発表元企業:Exxon Mobil Corporation

配信日時: 2012-02-28 13:02:00

エクソン モービル コーポレーション、2011年の埋蔵量置換率を発表

(米テキサス州アービング)- (ビジネスワイヤ) -- エクソン モービル コーポレーション(NYSE:XOM)は本日、2011年の確認埋蔵量が原油換算で計18億バレル増加し、置換率は生産量の107パーセントになったと発表しました。資産売却の影響を除けば、埋蔵量の増加は生産量の116パーセントになります。

レックス・W・ティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「エクソンモービルは、18年連続で100パーセントを超える置換率を実現しました。当社の業界における指導的立場は、質の高い資源の獲得、規律ある投資アプローチ、優れたプロジェクト実行能力を重視した戦略の結果です。世界経済が困難な時期にあっても、当社は資源開発に対して長期的視点を維持し、商品価格サイクルのどの段階でも投資を継続しています。埋蔵量の増加により、エクソンモービルは新たなエネルギー源を開発して将来の需要に対応し、経済の成長と生活の質の向上を支えることができます。」

確認埋蔵量の年次報告はエクソンモービルの以前からの厳格なプロセスに基づいて行われ、すべての埋蔵量の計上は一貫性を確保して経営陣が責任をもって行っています。

当社の2011年の増加埋蔵量は、多額の資金を投じて実施した新規開発に加え、試掘、研究、貯留層挙動分析による既存油田の見直しと拡張が反映されています。カナダのカール拡張プロジェクトによる埋蔵量の増加は、原油換算で計10億バレルに達しました。そのほかにも、米国、ナイジェリア、ノルウェー、インドネシア、マレーシアなどのさまざまな国で確認埋蔵量が増加しています。2011年の資産売却による確認埋蔵量の減少は、原油換算で1億4100万バレルになりました。液状資源の増加量は原油換算で14億バレル、置換率は166パーセント、ガス資源の増加量は原油換算で4億バレル、置換率は49パーセントになりました。

エクソンモービルの2011年末時点の確認埋蔵量は、原油換算で249億バレルに増加しました。確認埋蔵量の内訳は、液状資源が49パーセント、ガス資源が51パーセントです。

長期展望

石油事業は長期的なものであり、当社の増加埋蔵量の大きな部分を占める個々のプロジェクトが大規模であるため、1年以上の長い時間枠での検討が妥当です。10年間の平均では埋蔵量置換率は121パーセントで、液状資源の置換率が99パーセント、ガスが150パーセントです。この間に増加した埋蔵量は、さまざまな種類の資源と多様な地域に分散しています。エクソンモービルの現在の生産速度に基づく可採年数は15年です。

業界有数の資源量

エクソンモービルは、2011年に原油換算で41億バレルを資源量に追加しました。これは主に米国、カナダ、オーストラリア、インドネシア、ベトナムでの資源増加の結果です。これらの増加には、試掘探鉱の継続的成功、未開発資源の追加、戦略的取得が含まれます。エクソンモービルが2011年に行った従来資源の試掘探鉱の成功には、メキシコ湾の米国側、オーストラリア、インドネシア、ベトナムでの発見が含まれています。加えて、北米での非従来型資源の発見と範囲確定が資源量に大きく貢献しました。当社の資源量は、既存資源量の見直し、生産量、資産売却を総合すると、全体として原油換算で27億バレル拡大して872億バレルに達しました。資源量には確認埋蔵量のほかに、最終的に回収が期待される新規に発見された資源が含まれます。

注記:本リリースに記載された確認埋蔵量は、2009年以後については現在の米証券取引委員会(SEC)の定義に基づいていますが、それより前の確認埋蔵量は当時のSECの定義とは異なる根拠に基づいて決定されたものです。10年平均の置換率に含まれる2009年より前の埋蔵量についてはSECの価格決定基準を用いて決定されていますが、全期にわたりオイルサンドと持分法適用会社の埋蔵量の当社持ち分が含まれています。2009年より前のSECの定義による石油とガスの確認埋蔵量には、オイルサンドと持分法適用会社が保有する埋蔵量が含まれませんでした。18年連続での100パーセント以上の置換率の計算に含まれる2009年より前の年の埋蔵量は、当社が実際に経営判断で使用する価格とコストにより決定されたものであり、SECの定義による実際の価格によって決定されたものではありません。エクソンモービルの価格ベースで決定された埋蔵量には、どの年についてもオイルサンドと持分法適用会社の保有埋蔵量が含まれます。

埋蔵量置換率は、特定の期間における原油換算確認埋蔵量の増加量を原油換算生産量で割って算出します。

「資源」および「資源量」には、発見された石油およびガスのうち、まだ確認埋蔵量に分類されないものの将来において最終的に回収が期待される量が含まれます。「資源量」は、SECによる「推定埋蔵量」ないし「予想埋蔵量」の定義との一致を図ったものではありません。

エクソンモービルについて

国際的石油・天然ガス上場企業として最大のエクソンモービルは、その技術と革新により、世界の増大するエネルギー需要に対応しています。エクソンモービルは、業界をリードする資源量を持つ最大の精製会社であり、石油製品の販売会社です。系列の化学企業は世界最大規模を誇ります。詳細についてはwww.exxonmobil.comをご覧ください。

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連絡先
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