東芝:15nmプロセスMLCのNAND型フラッシュメモリを搭載したエンタープライズ向けSSDの製品化について
配信日時: 2016-02-23 19:01:00
東芝:15nmプロセスMLCのNAND型フラッシュメモリを搭載したエンタープライズ向けSSDの製品化について
(東京)- (ビジネスワイヤ) -- 株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社は、15nmプロセスの2ビット/セル(MLC)のNAND型フラッシュメモリを搭載したエンタープライズ向けSSDの「HK4Rシリーズ」5製品と「HK4Eシリーズ」4製品を製品化し、本日からサンプル出荷を開始します。
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東芝:15nmプロセスMLC NAND搭載のエンタープライズ向けSSD「HK4*シリーズ」(写真:ビジネスワイヤ)
新製品の「HK4Rシリーズ」と「HK4Eシリーズ」は、当社で初めて15nm MLCのNAND型フラッシュメモリを採用したエンタープライズ向けSSDです。15nm MLCのNAND型フラッシュメモリを搭載することにより、従来シリーズ[注1]の2倍の容量の製品を含むラインアップをそろえました。当社は、SSD製品の大容量化により、急拡大するエンタープライズ用途で多様化するさまざまな要求に応えます。
また、新製品は当社独自の誤り訂正技術である「QSBCTM」[注2]を採用しています。複数のエラー訂正回路で、SSD内部で発生するさまざまなエラーに適切に対処することで、効率的でより精度の高い処理を実現しています。さらに、パワーロスプロテクションやend-to-endデータプロテクションの機能を搭載することでデータを保護し、信頼性を高めています。
「HK4Rシリーズ」はDWPD[注3]が1倍で、最大容量1920 GB[注4]までの5製品をそろえたラインアップで、リードキャッシュやメディアストリーミングサーバーなどの用途に適しています。
「HK4Eシリーズ」の方はDWPDが3倍で、最大容量1600 GBまでの4製品をそろえたラインアップで、メールサーバーやウェブサーバーなどの用途に適しています。
当社は、今後もSSDのラインアップを強化し、多種多様なユーザーニーズに応えると共に、拡大を続けるSSD市場を喚起、けん引していきます。
新製品の主な仕様
「HK4Rシリーズ」
フォームファクタ 2.5型 7.0mm厚ケース 型名 Non-SED モデル
THNSN8120P THNSN8240P THNSN8480P THNSN8960P THNSN81Q92 NANDタイプ 15nm MLC NAND型フラッシュメモリ 記録容量 120 GB 240 GB 480 GB 960 GB 1920 GB 性能 Sustained
シーケンシャルリード
(64 KiB)[注5]
500 MiB/s Sustained シーケンシャルライト
(64 KiB)
120 MiB/s 270 MiB/s 480 MiB/s Sustained ランダムリード
(4 KiB)
75 KIOPS Sustained ランダムライト
(4 KiB)
4 KIOPS 10 KIOPS 12 KIOPS 14 KIOPS インターフェース ACS-3, SATA revision 3.2 インターフェーススピード 6.0 Gbit/s , 3.0 Gbit/s , 1.5 Gbit/s 外形寸法 縦 100.0 mm 横 69.85 mm 高さ 7.00 mm DWPD 1 「HK4Eシリーズ」
フォームファクタ 2.5型 7.0mm厚ケース 型名 Non-SED モデル
THNSN8200P THNSN8400P THNSN8800P THNSN81Q60 NANDタイプ 15nm MLC NAND型フラッシュメモリ 記録容量 200 GB 400 GB 800 GB 1600 GB 性能 Sustained シーケンシャルリード (64 KiB)
500 MiB/s Sustained シーケンシャルライト (64 KiB)
270 MiB/s 480 MiB/s Sustained ランダムリード
(4 KiB)
75 KIOPS Sustained ランダムライト
(4 KiB)
20 KIOPS 30 KIOPS インターフェース ACS-3, SATA revision 3.2 インターフェーススピード 6.0 Gbit/s , 3.0 Gbit/s , 1.5 Gbit/s 外形寸法 縦 100.0 mm 横 69.85 mm 高さ 7.00 mm DWPD 3 [注1] 「HK3R2シリーズ」と「HK3E2シリーズ」との比較。 [注2] Quadruple Swing-By Code。QSBCは株式会社東芝の商標です。 [注3] DWPD: Drive Write Per Day (1日にドライブの全容量を書き換えできる上限回数) [注4] 記憶容量:1MB(1メガバイト)=1,000,000(10の6乗)バイト、1GB(1ギガバイト)=1,000,000,000(10の9乗)バ イトによる算出値です。しかし、1GB=1,073,471,824(2の30乗)バイトによる算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載より も少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステム およびその他の要因で変わります。 [注5] 1キビバイト(KiB)は1,024バイト(2の10乗)、1メビバイト(MiB)は1,048,576バイト(2の20乗)として計算しています。また、読み出しおよび書き込み速度は、ホストシステム、読み書き条件、ファイルサイズおよびその他の要因で変わります。 新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
・「HK4Rシリーズ」
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/storage-products/enterprise-ssd/hk4r.html
・「HK4Eシリーズ」
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/storage-products/enterprise-ssd/hk4e.html
東芝のエンタープライズ向けSSD製品については下記ページをご覧ください。
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/storage-products/enterprise-ssd.html
お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
cSSD営業推進部
Tel: 03-3457-3432
*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20160223005871/ja/
連絡先
報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社
高畑浩二
Tel: 03-3457-4963
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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