ZTE、新たな投資家が子会社に24億人民元の投資を提案したと発表

国家集成電路産業投資基金がZTEコーポレーションの半導体子会社ZTE Microelectronicsに投資を行い、株式の24%を保有へ

（中国・深セン）- （ビジネスワイヤ） -- モバイルインターネットのための通信技術と企業・個人向け技術ソリューションを提供する国際企業であるZTEコーポレーション（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）は、子会社のZTE Microelectronics Technology Company Ltd.（中興微電子技術服務公司）が国家集成電路産業投資基金から提案された24億人民元（3億7600万米ドル）の投資に合意したことを発表しました。

本契約に基づき、国家集成電路産業投資基金はZTE Microelectronicsに投資を行い、増資後株式の24%を保有することになります。新たな投資により、ZTE Microelectronicsは研究開発能力を高め、先進的な半導体技術の提供製品を強化するとともに、中国および国際市場におけるマーケティング／販売チャネルを拡大することができます。

ZTE Microelectronicsは、電気通信、携帯機器、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、モノのインターネット、ウエアラブルを含むアプリケーション向けの半導体技術の開発に傾注しています。中国と米国の営業所に研究開発の従業員2000人以上を擁しているZTE Microelectronicsは現在、28ナノメートル技術による製品を開発しており、16ナノメートルおよび14ナノメートルの技術についても研究開発能力を有しています。

現在、ZTE Microelectronicsが開発したチップセットは基地局に商業利用され、マルチバンド無線アクセスや光ネットワークユニット（ONU）を支えています。さらにZTE Microelectronicsは中国、ブラジル、インドネシア、ロシアを含む市場に出荷されるスマートフォンや携帯機器に使用される製品も開発しており、LTE-Advancedの諸規格やマルチモード動作をサポートしています。

ZTE Microelectronicsは2014年に純利益を4億5860万人民元に258%増加させ、売上高を30億6000万人民元に成長させています。

国家集成電路産業投資基金は、中国財政部、中国国家開発銀行、中国移動通信集団公司を含む株主と共に、中国政府が国家戦略として関心を示している分野である半導体技術の開発企業に投資してきました。

ZTEについて

ZTEは先進的な通信システム、モバイル機器、企業向け技術ソリューションを個人、通信事業者、企業、公共部門の顧客に提供しています。ZTEは、M- ICT戦略の一環として、通信分野と情報技術分野の融合が進む中で顧客に卓越性と価値をもたらすべく、エンドツーエンドの統合型革新技術の提供に取り組んでいます。当社株式は香港証券取引所と深セン証券取引所に上場され（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）、当社の製品とサービスは160カ国以上の500社を超える通信事業者に販売されています。ZTEは年間売上高の10％を研究開発に投入し、国際的な規格策定組織で主導的役割を 果たしています。ZTEは企業の社会的責任（CSR）を重視し、国連グローバル・コンパクトのメンバーとなっています。詳細についてはwww.zte.com.cnをご覧ください。





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