高ダイナミックレンジに関する論文がIBC2015会議賞を獲得

BBCの論文が理論面と実際面での研究結果を報告

（ロンドン）- （ビジネスワイヤ） -- BBC研究開発部門のアンドリュー・コットン氏とティム・ボーラー氏による論文「ディスプレーに依存しない高ダイナミックレンジ・テレビシステム（A display independent high dynamic range television system）」に対し、IBC2015会議賞が授与されることになりました。この論文はIBC会議において、9月11日（金）14時に開始のセッションで配布されます。

技術論文部門から選ばれるIBC2015会議賞は、査読チームによって授与され、業界の知識向上に貢献するもの、しかも最も明確かつ有益な形で貢献するものが対象です。今回のBBCの論文は、高ダイナミックレンジ（HDR）映像の配信・表示を従来システムとの適合性を保ちながら行う方法について論じています。

技術論文委員会議長のニック・ロッジ博士は、次のように語っています。「今年の受賞者が記述した新規ソリューションは、今後の超高精細映像に対する認識を根本的に変える可能性があります。極めて明瞭に書かれた論文の中で、アンドリュー氏とボーラー氏は技術理論と視覚心理を融合させる方法について説明し、また実際的な実験を併用して、高画質の高ダイナミックレンジ映像を柔軟に表示してみせています。これはまさに、最高の創造的技術です。」

9月13日（日）に行われる授賞式では、アンドリュー・コットン氏が論文のプレゼンを行い、またティム・ボーラー氏と共に壇上で賞を受け取ります。両氏は「ディスプレーに依存しないHDRテレビシステムに関する私たちの論文がIBCに認められ、うれしく思います。私たちが示した技術ソリューションはHDRのための汎用手法として最善であり、すぐに世界規模で主流UHDサービスの一角を占めることができます」と述べています。

IBC2015アワードの授賞式はIBCの会場で日曜の午後6時30分から行われます。例年、楽しく活気に満ちたイブニングイベントとなる授賞式典は、IBC参加者全員が無料で出席できます。

詳細については、www.ibc.org/awardsをご覧ください。

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会議：       2015年9月10～14日 展示会： 2015年9月11～15日 businesswire.comのソースバージョン: http://www.businesswire.com/news/home/20150811005532/en/

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