QNBグループの2015年3月31日締め四半期業績

QNBグループの2015年3月31日締め四半期業績

（カタール・ドーハ）- （ビジネスワイヤ） -- 世界で最も健全な銀行の1つで、中東・北アフリカ有数の銀行であるQNBグループは、2015年3月31日締め四半期の業績を発表しました。

QNB Group HQ Building in Doha (Photo: Business Wire)

2015年1～3月期の純利益は27億カタール・リヤル（7億3500万米ドル）で、前年同期比10.1%増となりました。

慎重なコスト管理策と高い収益力を背景に、効率比率（費用収益比率）は21.7%に維持されました。この数字は、域内の金融機関の中で最も良好な水準と考えられます。

総資産は、2014年3月に比べて9.4%増加して5020億リヤル（1378億米ドル）となり、過去最高を達成しました。これは、貸出金が8.9%と大幅に増加して3450億リヤル（949億米ドル）となったためです。

不良債権比率（総貸出額に対する不良債権の割合）は1.5%に維持されました。これは、中東・アフリカの銀行で最も低い水準と考えられ、当グループの貸出債権の質の高さと信用リスクの効果的な管理を表しています。当グループは慎重な引当方針を維持しており、2015年3月時点の貸倒引当率は129%に達しました。

また、顧客預金は6.8%増加して3690億リヤル（1014億米ドル）となり、その結果、預貸比率は94%に達しました。

2015年3月31日時点の総資本は2014年3月時点に比べて6.0%増加し、540億リヤル（150億米ドル）に達しました。1株当たり利益は2014年1～3月期の3.5リヤルに対し、2015年1～3月期は3.8リヤル（1.1米ドル）となりました。

カタール中央銀行（QCB）およびバーゼルIIIの要件に従って算出された自己資本比率（CAR）は、2015年3月31日時点で15.1%であり、カタール中央銀行およびバーゼル委員会の定める最低規制要件を上回りました。当グループは、今後の戦略プランを支えるため、強固な資本基盤の維持に努めています。

2015年、フィッチ・レーティングスは、カタール国の強いソブリン格付を背景にQNBグループの格付をAA-/F1+に引き上げました。QNBグループは他のすべての格付機関による信用格付を維持しており、これはこの地域で最も高い格付の1つと考えられています。このような格付を得たのは、QNBグループの健全な財務状況、質の高い資産、金融セクターでの主導的地位が評価されたためです。

高い信用格付と卓越した資産の質が評価され、当グループはグローバル・ファイナンス誌で「世界で最も安全な金融機関50社」に選ばれました。

堅調な業績を維持していることと世界的なプレゼンスの拡大を反映して、QNBは2015年のブランド・ファイナンス・グローバル500の銀行調査でランキングを上げ、中東・北アフリカ地域で最も価値の高い銀行ブランドとして評価されています。QNBのランキングは101位（ブランド価値：2014年18億米ドル）から79位（ブランド価値：2015年26億米ドル）に上昇し、QNBの地位向上と強力なブランド認知がさらに評価されました。

QNBグループは、子会社と関連会社を通じて世界の27カ国、3つの大陸で事業を展開しており、総合的な商品とサービスを提供しています。従業員総数は1万4700人を超え、630カ所以上で業務を行っています。また、ATMネットワークのATM設置台数は1320台を超えます。

*配信元：ME NewsWire

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PR@qnb.com.qa

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