【令和6年能登半島地震】「温かいご飯がうれしい」　石川県輪島市で炊き出し・物資配布などを実施中　厳しい避難生活続く被災者への緊急支援

令和6年能登半島地震を受け、認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンは、石川県輪島市にて緊急支援活動を実施しています。炊き出しや物資配布などの活動を行う中で、被災者の方々より、温かい食事がとれたことへの安堵や、避難生活下での苦悩の声が上げられました。



2024年1月1日16:10ごろ、石川県の能登地方を震源とする大きな地震が発生し、甚大な被害が報告されています。この地震に対し、認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンは被災地への緊急支援活動を展開しています。
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1月2日には、スタッフ2名が石川県へ入り調査を開始しました。大規模な火災が発生した輪島市を訪れると、焼けた匂いの残る市内を中心に、電気・ガス・水道が止まり、道路が寸断されているため支援団体もまだほとんど入っていない状況でした。グッドネーバーズ・ジャパンは、速やかにスタッフを増員し、現在輪島市で支援活動にあたっています。

1月6日と7日には、避難所となっている輪島市の各施設に、水・お茶などの飲料や、カップ麺やインスタントのご飯等の食料を届けました。
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7日時点で80名ほどが身を寄せている輪島市のある公民館の館長より：
「被災した人の中からボランティアで食事の提供に協力してくれているが、すでに6日間毎日動いてくれていて、疲れが来ている。カップ麺などは簡単に作れるので嬉しい。」

1月8日には、避難所となっている輪島市の別の公民館にて炊き出しを行いました。
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この公民館には現在、約60人の方が身を寄せていますが、水がまだ復旧していない等、多くの方が困難な状況で避難生活を送っています。このような中、温かい豚汁とおにぎりは避難者の方々に大変喜ばれ、「野菜が沢山で、温かいご飯がうれしいです」「こうやって、作ることから配膳・片づけまでしてくれてありがたいです」 といった声が上げられました。

一方、被災地の状況は依然として厳しく、課題が山積しています。
避難されている方々が疲労やストレスを抱えている様子がうかがえ、「水が復旧せず、お風呂に入れていない。それがつらいです」といった声が聞かれました。
さらに、グッドネーバーズ・ジャパンが支援活動を行っている避難所において、被災者の方々が自らで避難所の運営や外部支援の対応などに取り組んでいる現状があり、慣れない対応に苦悩する様子がみられます。避難者の方々からは、「前もって知らせて支援に来てくださることは助かります。突然だと対応ができないことがあって・・・ 」「避難している人の多くが高齢。少ない人数で毎日の食品の管理や提供をしている。衛生のことも気を付けなければいけないし、大変です」といった声が上がっています。

グッドネーバーズ・ジャパンは、被災地の方々が一日も早く安心・安全な生活を取り戻せるよう、炊き出しや物資配布をはじめとした支援活動を続けてまいります。


■ご寄付について
グッドネーバーズ・ジャパンの本支援活動に対するご寄付については以下のページよりご覧ください。
https://www.gnjp.org/reports/detail/emr_20240102/

■団体について
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンは、国際組織グッドネーバーズ・インターナショナルの一員として、2004 年に開設されました。「子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会」を目指し、国内外の子ども支援を行っています。公益性の高い団体である「認定NPO 法人」として東京都から認可を受けています。
https://www.gnjp.org/

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