中東で初めて8K映像を13.3インチスクリーンで公開し、IBCコンテンツ・エブリウェアMENAにスーパーハイビジョンの興奮を届ける

驚異的な新小型ディスプレーを使い、NHKの超高解像度ビデオシステムを日本国外で初めて披露

（ロンドン）- スーパーハイビジョンは世界最大のビデオシステムです。8Kの解像度によって、現在の高精細テレビの16倍のディテールを映し出します。巨大スクリーンは、8Kならではの目を見張る体験を提供できますが、NHKは8Kをどこでも実現できるシステムをこのたび開発しました。

2015年1月20〜22日に開催されるIBCコンテンツ・エブリウェアMENAで、NHKスーパーハイビジョンシステムのデモを中東で初めて実施します。この展示会と会議は3日間にわたって行なわれ、メディア、電気通信、ITが融合した業界のリーダーが集まります。

8KのデモをMENA地域で初めて実施するほか、ポータブルスクリーン上で8K放映するのも日本国外では初めてとなります。半導体エネルギー研究所（Semiconductor Energy Laboratory）が13.3インチのOLEDスクリーンを開発していますが、このスクリーンで8Kデモを実施するとともに、より非常に大型のディスプレーでも実演し、高解像度の映像が持つ柔軟性と没入感の威力を紹介します。

この驚異的なハンドヘルド型の8Kスクリーンは664ppiの高解像度を示し、映像の限界をはるかに越えて、高品質印刷を凌ぐ画質を生み出します。つまり、写真よりも高品質で、見る者の感覚に訴えるイメージを、OLEDが映し出すことができます。13.3インチの小型ディスプレーであるにもかかわらず、イメージの鮮明さゆえに、クローズアップで三次元の効果を生み出します。まだ試作段階ですが、この成果は、8Kが大型スクリーンのみならず、タブレットやノートブックなどのパーソナル機器でも、真の意味で没入型体験を提供できることを証明しています。

NHKはこれまで、プラズマスクリーンやHD、衛星テレビなど、テレビに関する最重要の開発に幾つか関与してきました。スーパーハイビジョンはNHKにとって、今までで最大の技術的課題となりますが、2018年までに日本で家庭向け放送の開始を目指しています。

IBCコンテンツ・エブリウェアで公開するデモ用の映像の1つに、2014年FIFAワールドカップ・ブラジル大会の素晴らしい映像があります。またプログラムには、日本のアートギャラリーや博物館で制作した映像も含まれ、本システムが公共のスペースやイベントに理想的であることを紹介します。

NHKのスタンド（G10）へぜひお立ち寄りください。

IBCコンテンツ・エブリウェアMENAは、2015年1月20〜22日にドバイのマディナ・ジュメイラで開催されます。その他の情報や登録の詳細については、www.ibcce.orgをご覧ください。

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IBCコンテンツ・エブリウェアMENAの詳細については、www.ibcce.org/MENAをご覧ください。

IBCコンテンツ・エブリウェアMENAのカンファレンスセッションについては、www.ibcce.org/conferenceをご覧ください。

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編集者への注記

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