新刊書店が消えた代々木上原で、スモールコンプレックスCABO内に独立系のブックストアが新たに2店同時オープン

プレスリリース発表元企業:株式会社301

配信日時: 2023-08-09 10:00:00

両書店「BOOKSTORE BY 301 IN NO.」「CITYLIGHT BOOK」を起点に、代々木上原発の独自のブックカルチャーの開拓を目指す

301inc.は、代々木上原駅前の複合施設CABOの1Fのスペース「No.」内に、ORDINARY BOOKSの三條陽平氏がブックディレクターとして参画する新たな書店「BOOKSTORE BY 301 IN NO.」を2023年8月11日(金・祝)に正式オープンする。また「No.」の隣には、301のつながりから出店を決めた独立系書店「CITYLIGHT BOOK」も同時期にオープンし、新刊書店がなくなってしまった代々木上原の街に、独自のブックカルチャーの開拓を目指す新たな書店が2店同時に誕生する。



[画像1: https://prtimes.jp/i/53817/16/resize/d53817-16-6ce6f9db3b25e6d98ed5-0.jpg ]


本と人の新しい関係と文脈を探求する「BOOKSTORE BY 301 IN NO.」


「BOOKSTORE BY 301 IN NO.」は、301代表の大谷省悟が数年前から構想してきた計画。信頼できるパートナーと出会えたタイミングでの実行を考えていたが、CABO立ち上げプロジェクトへの301参画と「No.」のCABOへの移転をきっかけにブックディレクター 三條氏との出会いにつながり、実現に向かって動き出した。

同書店では、領域横断的にプロジェクトを手掛ける301が今関心を持っているテーマ「CITY」「WORK」「DESIGN」「FOOD」を対象に、ブックディレクター 三條氏による「マクロとミクロの往還」という軸で選書された本が並ぶ。生活空間としての飲食店と仕事空間としてのデザインオフィスが融合する「No.」という空間の中に書店をインストールすることで、これまでの書店業界とは異なる発想や手法を通した「本と人の新しい関係」を探求していく。

また、フェアの第一弾は301が参画する都市プロジェクト「ミーニングフル・シティ」が出版するZINEに改めてスポットライトを当てる。「意味」という切り口から都市を捉え直そうとする「Meaningful City Magazine」は、全国の独立系書店でも販売され、都市計画に関わる層から若手クリエイティブコミュニティまで、幅広い世代と領域の人々からも反響が多い。今回のフェアを通して、人間が都市を生み出し都市に生きる理由を、「利便性」ではなく「意味(ミーニング)」の視点から見つめ直すことを提案する。
[画像2: https://prtimes.jp/i/53817/16/resize/d53817-16-47a7030d8679a95137fe-2.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/53817/16/resize/d53817-16-475ea93357151c55c74b-2.png ]



<301代表 大谷のメッセージ>
ORDINARY BOOKS 三條氏との出会い、突然の「No.」移転計画、そして代々木上原の最後の新刊書店の閉店。3つの偶然が重なり、ずっとやりたかった「本屋を併設したNo.」に挑戦することにしました。

デザインやブランディング業からはじまり、飲食や場を営む事業を経て、本屋というテーマに至りました。いずれも、文化と経済の交差点を見つめ、それらが溶け合う領域を開拓していくことにチャレンジし続けています。

既存の書店へのリスペクトを持ちながらも、他ではできない発想や手法を考え実践することで、本と人の関係の中に新たな意味と文脈を探求していきたい思います。


<ブックディレクター 三條氏のメッセージ>
誰もが世界にアクセスできて、膨大な情報やイメージ、資源をも消費し続ける現代では、現前する情報が確実なのか不確実なのか、判断している間もなく去来していきます。そんな時代においては、自ら望んで触れていると思っている情報でも、実はフィルターをかけられて目の前に提示されてしまう危険性を孕んでいます。

この小さな本屋は、あらゆるジャンルを往還しながら大きな視点(マクロ)と小さな視点(ミクロ)を獲得できる本を揃えています。ここで手にする本を通して、わたしたちを取り巻く政治や都市といった大きな事象を、毎日の食事や暮らしと同じくらいの解像度で捉えることができたらと。読書を通して世の中を手前事として考えていけるようにと願いを込めて選書しました。

ここで出会う言葉、写真、絵は、いつか「自分の意志」を形づくる栄養素になってくれるはずです。


<三條陽平氏プロフィール>
ORDINARY BOOKS代表。蔦屋書店、BACHを経て2022年独立。出版、流通、販売、選書を軸に横断領域的な本との関わりを目指す。TOKYO ART BOOK FAIR 2022にプロジェクトリーダーとして参画。出版事業では宇平剛史(著)『Cosmos of Silence』を出版。編集/執筆を手掛けた書籍に『造本設計のプロセスからたどる 小出版レーベルのブックデザインコレクション』(グラフィック社)がある。


■「BOOKSTORE BY 301 IN NO.」施設概要
店舗名称:BOOKSTORE BY 301 IN NO.(ブックストア バイ サンマルイチ イン ナンバー)

住所:東京都渋谷区上原一丁目32番3号 CABO uehara 101

営業時間:9:00-24:00(17:00-18:00のみクローズ)

代表者:大谷省悟

URL:https://www.instagram.com/no.tokyo/





街の書店としての「CITYLIGHT BOOK」


街の書店を目指し、小さな書店ながらも網羅的な種類の本を扱う「CITYLIGHT BOOK」は、インディペンデントながらも多くのファンを持つ書籍や雑誌などを制作する出版社トゥーヴァージンズの創業から参画していた神永泰宏氏が独立・起業してスタートする書店ブランド。
[画像4: https://prtimes.jp/i/53817/16/resize/d53817-16-360a5c05371f10083685-2.jpg ]

<CITYLIGHT BOOK 神永泰宏氏のメッセージ>
代々木上原駅前で40年間愛され続けた「幸福書房」(※2018年閉店)の、20坪という小さな書店ながら選書や品揃え、品出し方法から接客に至るまで、その真摯な姿勢に魅了され、書店開業を志すきっかけになりました。
インターネットやECサイト、電子書籍が台頭するこの時代に個人書店をどう進化させる事ができるのか?そもそも街の本屋の役割とは?そんな問いを立てずにはいられなくなり、トゥーヴァージンズの後藤氏と301の大谷氏とのつながりを経て「CITYLIGHT BOOK」の出店に至りました。


■「CITYLIGHT BOOK」施設概要
店舗名称:CITYLIGHT BOOK(シティライト ブック)

住所:東京都渋谷区上原一丁目32番3号 CABO uehara 102

営業時間:13:00-22:00

代表者:神永泰宏

URL:https://www.instagram.com/citylightbook/






2店合同オープニングイベント 8/10(木)開催


8月10日(木)には、2店合同でどなたでもご参加いただけるオープニングイベントを開催。イベント当日は、各店舗のオリジナルドリンクを楽しみながら、301 大谷、ブックディレクター 三條氏、「CITYLIGHT BOOK」神永氏と、本の話や書店の未来についての話など、自由に会話できる時間となる。

 日時:2023年8月10日(木)18:00-22:00(予約不要)
 場所:スモールコンプレックスCABO内「No.」及び「CITYLIGHT BOOK」



<CABOについて>
職・住・遊が心地よく融合するライフスタイルを志向する人々のためのレジデンスやオフィスが入る、新しい時代の複合施設の形を提案するスモールコンプレックス。
グランドレベル(1F)には飲食店やショップが入り、その上階(2F~5F)は、さまざまな用途を選択できるオフィス区画とミニマルなライフスタイルに適応したレジデンス区画が混ざったミクストユースのフロア構成。これからの都市部における街の創造的発展の鍵となる“ネイバーフッドカルチャー”が根付く代々木上原で、「上質な日常」と「つながり」と「ひらめき」を日々の景色の中に届けることで人を惹き付け「関係の循環」を生み出している。



<301について>
2014年に創業後、人と仕事のより親密な関係を探求・実践・発信することをミッションに、ビジネスと文化の交差点におけるブランド開発やリブランディングプロジェクトを多数主導。2019年、生活空間としての飲食店と仕事空間としてのオフィスが融合した拠点「No.」を代々木上原にオープン。以降、街や施設開発のプロジェクトに深く関わるようになる。代表的なプロジェクトは、池尻大橋の複合施設「大橋会館」、代々木上原の複合施設「CABO」、自由が丘の「(tefu) jiyugaoka」、都市の新しい考え方を提示する『Meaningful City』等。





■301inc. 会社概要
社名:株式会社 301(301inc.)

代表取締役: 大谷省悟

本社所在地:東京都渋谷区上原一丁目32番3号 CABO uehara 101

設立:2014年9月12日

事業内容: 開発業務/リブランディング、コミュニティデザイン、各種クリエイティブディレクション/デザイン

URL: http://301.jp






PR TIMESプレスリリース詳細へ