ディップ、応募時の年齢入力を任意・必須へ選択可能に
配信日時: 2023-02-09 11:10:52
~募集・採用時のバイアスを解消し、求職者の多様な就業機会を創出~
ディップ株式会社(以下「当社」)は、多様な就業機会を創出する取り組みとして、当社が運営する求人情報サイト「バイトル」「バイトルNEXT」「バイトルPRO」「はたらこねっと」において応募時の年齢入力を求人企業が任意・必須に選択できるようになりますので、お知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2302/1351/resize/d2302-1351-6ad8e56e964e0c5b0185-1.png ]
日本の労働市場では少子高齢化により急速に進む労働力不足や、デジタル技術の活用の遅れによる労働生産性の低下など多くの課題を抱えています。その解消のためには、多様な人材の労働参加と流動性を高め、働き方の選択肢を広げていくことが必要です。当社は事業を通じてこのような課題を解決していくため「多様な就業機会の創出/雇用ミスマッチの解消」をマテリアリティ(重要課題)の一つとしています。(※1)
現在、経済活動の回復に伴い現場での人手不足感はより強まっています。その解消のためには待遇の見直しをはじめ、採用条件の見直しにより雇用と働き方の多様化を進める取り組みも重要です。当社では募集・採用時における無意識のバイアスを解消し、多様な就業機会を創出する取り組みの一つとして、運営する求人情報サイト「バイトル」「バイトルNEXT」「バイトルPRO」「はたらこねっと」において応募時の年齢入力を任意・必須へ選択できるようにいたしました。(以下、「本企画」)当社はこれからもより多くの求職者が自分に合った仕事を選ぶ機会を創出し、顧客企業のさらなる事業支援につなげてまいります。
(※1) 「INTEGRATED REPORT 2022」:https://pdf.irpocket.com/C2379/Pyu0/GJ4q/XxDs.pdf
本企画概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/2302/1351/resize/d2302-1351-f72aa925a733c0bcfc00-0.png ]
2007年施行の改正雇用対策法により、募集及び採用における年齢制限は禁止されていますが、多くの求人サービスでは「年齢」入力が未だ必須項目となっています。(※2)
本企画では、企業が求人情報を掲載する際、応募時の「年齢 (=生年月日)」入力の必須・任意設定 が選べるようになります。(※3)
(※2) 主要な求人サービス30社を調査 2023年1月時点(自社調べ)
(※3) 法令で定められた例外的に年齢制限を行って良い事由で年齢確認が必須となる場合があります。
▼対象サービス
・「バイトル」https://www.baitoru.com
・「バイトルNEXT」https://www.baitoru.com/shain/
・「バイトルPRO」https://www.baitorupro.com/
・「はたらこねっと」https://www.hatarako.net/
採用条件を見直し、多様な就業機会の創出に取り組む企業の事例
・業務内容を分解
「『電話対応』の業務を『PC入力』と『アポ取得』に分解して募集。入力の経験がなく『アポ取得』の業務で活かせるスキルを持った方の採用につながった。」(コールセンター)
「一連の作業工程のうち、未経験の方も対応可能な業務を切り分けて募集したことで、採用の間口を広げることができた。」(製造)
・シフトを分解
「当初は9:00~17:00のフルタイムのみで募集をしていたが、育児と両立しやすいように3つの時間帯に分けた募集に変更。育児と両立して働くことを希望されていた方の採用に成功した。」(製造)
・スキルの見える化
「これまで多くの経験やスキルを持った方を採用条件にしていたが、その内容を見直し、条件を必須のもの・あれば尚可なものに分けて募集を行った。結果、経験豊富な方の採用ができた。」(IT技術)
「訪問介護のお仕事で、これまで車の運転免許取得を必須としていた。しかし、本当に必須なものは介護業務の経験・資格だということで募集内容を見直した結果、経験のあるシニア層の採用ができた。」(介護)
既にさまざまな企業が多様な就業機会の創出に向けて取り組みを進めています。当社では本企画に加え、このような採用活動を行っている企業の事例を紹介し、多様な人材が働きがいを感じながら個々の能力を最大限に発揮するための取り組みを推進しています。
▼推進する企業の事例ページ(dip DEIプロジェクト)
https://www.baitoru.com/contents/list/original/dei/
当社概要
労働市場における諸課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指す”Labor force solution company”をビジョンに掲げ、人材サービス事業とDX事業を運営しています。「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」の企業理念のもと、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
社 名:ディップ株式会社(英語表記:dip Corporation)
代表者 :冨田 英揮(代表取締役社長 兼CEO)
本 社:東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F
電 話:03-5114-1177(代表)
設 立:1997年3月
資本金:1,085百万円 (2022年2月末現在)
従業員数:2,356名(2022年4月1日現在の正社員)※契約・アルバイト・派遣社員除く
事業内容:求人情報サイト「バイトル」「バイトルNEXT」「バイトルPRO」「はたらこねっと」、看護師転職支援サービス「ナースではたらこ」の運営、DXサービス「コボット」の開発・提供、他
上場証券取引所:東京証券取引所(プライム市場)
売上高:395億円(2022年2月期)
URL:https://www.dip-net.co.jp/
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