設計・監理を担当した「恵比寿南一公園」がリニューアルオープン

プレスリリース発表元企業:UDS株式会社

配信日時: 2022-09-01 13:59:02

Park-PFI制度を活用した「育つ」「つながる」「広がる」公園

UDS株式会社(所在地:東京都渋谷区 代表取締役社長:黒田哲二 以下UDS)が設計・監理を担当した、渋谷区「恵比寿南一公園」が2022年9月1日(木)にリニューアルオープンしました。URL https://ebisuminamiichi-park.com/



[画像1: https://prtimes.jp/i/6647/139/resize/d6647-139-5dcb45deef03c66a09d7-1.jpg ]


「恵比寿南一公園」は、恵比寿ガーデンプレイス隣接の住宅地エリアに位置する公園です。Park-PFI制度*を活用した渋谷区の「恵比寿南一公園改良整備事業」として、子どもの自発性や創造性を育むプレーパークを中心に、周辺地域の価値向上や交流促進につながる公園を目指して、リニューアル計画が進められてきました。

サッポロ不動産開発株式会社(代表企業)、スターツCAM株式会社(建設企業)、UDSの3社の共同事業体が事業者に選定され、UDSでは設計・監理を手がけました。
* Park-PFI制度:飲食店、売店等の公園利用者の利便の向上に資する公募対象公園施設の設置と、当該施設から生ずる収益を活用してその周辺の園路、広場等の一般の公園利用者が利用できる特定公園施設の整備・改修等を一体的に行う者を、公募により選定する「公募設置管理制度」。2017 年の都市公園法改正により創設。



「育つ」「つながる」「広がる」 多様な人々が集い、まちと人がつながりを広げていく「ネットワーク型」公園



新しい「恵比寿南一公園」において、UDSでは子どもが自由に遊べる本来の公園の姿を基本にしたいという渋谷区の方針のもと、ランドスケープデザインと建築デザインが一体となって、既存資源をできる限り生かす形で公園全体の設計提案を行いました。

公園内には子どもの自発性や創造性を育む「プレーパーク」を中心に、ペットも一緒に過ごせるカフェとペット向けサービススペースや多目的スペースからなる2階建ての交流施設を設けています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/6647/139/resize/d6647-139-18e86882fc025798e231-5.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/6647/139/resize/d6647-139-2d1e85e120863d2d0a7f-6.jpg ]




設計のポイント


- さくらの木などまちの人たちに親しまれてきた公園内の豊かな樹木をできる限り残した形で計画。公園全体で調和した緑を演出しながらランドスケープデザインを行いました。中長期的には恵比寿ガーデンプレイスを含む周辺地域とつながった緑のネットワークが形成されることを目指しています。

- 公園の中心となるプレーパークは既存樹木の足元エリアに計画。交流施設の建設で発生した既存土を再利用して公園内に起伏をつくることで、年齢に応じた遊び場を緩やかにゾーニングしています。

- プレーパークを見渡す位置に新たに建設した交流施設(1Fカフェ、2Fドッグサロン・ドッグホテル・多目的スペース)のボリュームはできる限り抑え、外部仕上げには園内の木々や植物、土と調和する色味や風合いの素材を採用して、公園の風景になじむようにデザインしました。また大きな開口部を設けることで、プレーパークとの連続性の中で子どもたちが生み出すにぎわいをよりダイレクトに感じられ、保護者が子供を安心して見守りながら利用できる場としています。

- 存続を望む声が多かったボール遊びが可能な多目的スペースをはじめとして、利用可能な公園施設も出来る限り残した形で計画。建設の過程で生じる既存土を含め、工事による廃棄物を最低限とし環境負荷の低減を目指しました。

【公園概要】
名称:恵比寿南一公園
所在地:東京都渋谷区恵比寿南一丁目26番1号
アクセス: JR恵比寿駅徒歩8分
公園面積: 2,016.79平方メートル (全体)
公園の種類: 街区公園
土地所有者:渋谷区
指定管理事業者:サッポロ不動産開発株式会社 https://www.sapporo-re.jp/
主な公園施設:プレーパーク(管理運営:一般社団法人渋谷の遊び場を考える会)、植栽、ベンチ、事務室など
交流施設(公募対象公園施設*):
 構造規模 地上2階 鉄骨造
 建築面積 143.1平方メートル
 延床面積 286.2平方メートル
 建物用途 飲食店、サービス施設
 施設構成 
 1階ダイニングカフェ
 2階ドッグサロン、ドッグホテル、多目的ルーム(ドッグトレー二ング等)
(運営企業:株式会社アンディカフェ)

*公募対象公園施設:飲食店、売店等の公園施設であって、都市公園法第5条第1項の許可の申請を行う事ができる者を公募により決定することが、公園施設の設置又は管理を行う者の公平な選定を図るとともに、都市公園の利用者の利便の向上を図る上で特に有効であると認められるもの。例:カフェ、レストラン、売店、屋内子ども遊び場、等


<UDSについて>
UDS株式会社は、事業性と社会性を実現するしくみ=「システム」で都市を豊かに楽しくすることを目指し、国内外でまちづくりにつながる事業の企画、設計、店舗運営を手がけています。企画から設計、運営までを一連で手がける独自性に基づいたコミュニティが生まれる場づくりを強みとしており、日本のデザインホテルの先駆けとなった「CLASKA」などの不動産リノベーション事業や、子どもの職業体験施設「キッザニア東京」など独自の仕組みをもつ施設の企画、設計、運営において多くの実績を有しています。
http://www.uds-net.co.jp
https://www.uds-hotels.com/

PR TIMESプレスリリース詳細へ