アルファサード、「やさしい日本語API」をコニカミノルタのAI多言語通訳サービス「KOTOBAL」に提供

プレスリリース発表元企業:アルファサード株式会社

配信日時: 2022-04-14 11:00:00

アルファサード株式会社 (代表取締役社長:野田純生/本社大阪市、以下、「アルファサード」) は、コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 「コニカミノルタ」)がリリースする自治体・行政向け多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」へ、やさしい日本語化支援サービス「伝えるウェブ」のAPIを提供しました。



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やさしい日本語とは
やさしい日本語とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。
災害時の情報提供に用いることが主流ですが、平時の情報発信においてもスムーズな理解を促すとされ、外国人はもちろん、小中学生などでも情報理解が進むほか、知的障害者への情報伝達にも寄与するということがわかっています。

特に外国人にとって、行政特有の単語は、理解が困難な局面が多くなります。「転出・転入」「雇用保険」など、重要でありながら難度の高い単語のほか、専門用語、同音異義語といった難しい言葉を言いかえた、やさしい日本語による情報提供が求められています。


[画像2: https://prtimes.jp/i/41204/28/resize/d41204-28-1ea714e91dace8f15361-1.png ]

※画像は、実際に「伝えるウェブ」の「やさしい日本語エディタ」で変換したものです。

その一方、窓口の担当者側は「どのように言えばやさしい日本語になるのかわからない」という課題を抱えている場合があります。

KOTOBAL(コトバル)とは
「KOTOBAL」は、コニカミノルタによる自治体・行政向け多言語通訳サービスで、この度のアルファサードの「やさしい日本語API」導入により、業界初の「やさしい日本語AI音声翻訳サービス」が開始されます。

KOTOBALでは、タブレット画面で「やさしい日本語」を選択し、言い換えたい言葉をタブレットに向かって話しかけると、やさしい日本語での言い方が表示されます。
この「やさしい日本語への翻訳」に、アルファサードの「伝えるウェブAPI」が利用されており、文章を解析し、変換や必要に応じた追記などを自動で行います。


[画像3: https://prtimes.jp/i/41204/28/resize/d41204-28-dca1023dd90375fb2c1a-4.jpg ]

KOTOBAL公式サイト https://www.konicaminolta.jp/kotobal

伝えるウェブ(やさしい日本語化支援サービス)とは
伝えるウェブAPIは、アルファサードが開発した「やさしい日本語化エンジン」です。以下のようなことを自動で行う機能があります。

語彙を制限して易しくする
文を短く分割する
文末表現を揃える
ふりがなを追加する
分かち書きをする
必要に応じ、説明を補足・追記する

これらの機能により、簡単な日本語を理解している外国人や知的障害者へ、情報を伝えることのできる可能性が大きく向上します。
2020年には、当システムで変換した文章について、外国人留学生へのアンケートも実施しました。その結果、85%が「わかりやすくなった」と回答しています。

参考:伝えるウェブによる「やさしい日本語」のわかりやすさアンケート結果(https://tsutaeru.cloud/news/enquete2020.html

上記の機能は「伝えるウェブ (https://tsutaeru.cloud/ ) 」のサービス内容として提供中です。ウェブサイトへの「やさしい日本語変換ボタン」「ふりがな追加ボタン」などの形で、自治体サイトを中心に導入が広がっています。


[画像4: https://prtimes.jp/i/41204/28/resize/d41204-28-d58919f694eb34f9ae7d-3.png ]


関連リンク


伝えるウェブ問い合わせフォーム(https://tsutaeru.cloud/contact/contact_us.html
伝えるウェブ導入事例(https://tsutaeru.cloud/cases/index.html
伝えるウェブ( https://tsutaeru.cloud/
やさにちウォッチ( https://watch.tsutaeru.cloud/ )


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