ヴァンエックが2本の新ETFでムーディーズ・アナリティックスのデータを利用

プレスリリース発表元企業:Moody’s Analytics

配信日時: 2020-12-15 08:00:00

 ヴァンエックが2本の新ETFでムーディーズ・アナリティックスのデータを利用



(ニューヨーク)-ムーディーズ・アナリティックスは本日、2本の新しい上場投資信託(ETF)のためのデータおよび分析サービス・プロバイダーとして、世界的な資産運用会社のヴァンエックと提携していることを発表しました。これらの2本のETFは、米国の投資適格社債市場に焦点をあてたVanEck Vectors® Moody’s Analytics® IG Corporate Bond ETF(MIG®)と、投資適格債で最も格付が低いBBB格債セグメントに的を絞ったVanEck Vectors® Moody’s Analytics® BBB Corporate Bond ETF(MBBB®)です。

ムーディーズ・アナリティックスは、ヴァンエックのこれら2本の新ファンドの基準となる指数で使用するためのクレジット・リスク指標を提供しています。ヴァンエックは、ムーディーズ・アナリティックスの業界をリードするCreditEdgeTMソリューションにより作成されたいくつかのデータポイントを新ETFの基準となる指数のインプットとして利用しています。

これらの指標は金融市場から得られた情報に基づいており、企業の資本構造の詳細状況と組み合わせられます。これらは、信用の質の判断や市場が織り込んでいるクレジット・リスクに対して魅力的なスプレッドを提供する社債の選別のため、投資家によって用いられています。

投資家が新たな債券のスマートベータ戦略を求めるようになる中、ここ数年でETF業界の人気が高まっています。多くのETFは2007~2008年の金融危機時に高い運用成績を上げており、新型コロナウイルスのパンデミックに起因する景気後退局面にある現在も、優れたパフォーマンスを示しています。

ムーディーズ・アナリティックスのマネジング・ディレクターのニヒル・パテルは、次のように述べています。「CreditEdgeソリューションは、信用悪化の早期警告を発するための包括的なクレジット・リスク指標を備えています。これらの指標は、割安な社債の特定に役立つことが明らかになっています。当社は、ヴァンエックがこれらの指標を同社の新しいETFの基準となる指数の重要なインプットとして使用することを大変うれしく思います。」

ヴァンエックの債券ETFポートフォリオ管理責任者のフラン・ロディロッソは、次のように述べています。「これらの新社債ファンドは、投資適格社債へのエクスポージャーを改善するための新しい信頼性の高いツールを投資家に提供することを目的に設計されました。これらのファンドは、過度なリスクを負わずに収益を得られる可能性とアウトパフォーマンスを提供します。これは、足元の長期にわたる低利回り環境下では特に重要な意味を持ちます。」

ムーディーズ・アナリティックスについて

ムーディーズ・アナリティックスは、お客さまの成長、効率性の向上、およびリスク管理を支援する金融情報と分析ツールを提供します。当社は、卓越したリスクに対する専門性と広範な情報資源、テクノロジーの革新的な応用を統合して、今日のビジネスリーダーが変化する市場に確信をもって対応できるようサポートします。業界をリードする当社のソリューションは市場で高く評価されており、リサーチ、データ、ソフトウェア、および専門サービスを組み合わせて、優れたカスタマー・エクスペリエンスを提供することができます。当社は、その品質、クライアント・サービス、およびインテグリティに対するたゆまない取り組みを背景に、信頼できるパートナーとして世界中の数千の機関に選ばれています。ムーディーズ・アナリティックスに関する詳細については、当社のウェブサイトをご覧いただくか、TwitterまたはLinkedInで当社をフォローしてください。

ムーディーズ・アナリティックスは、ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)の子会社です。ムーディーズ・コーポレーションの2019年の売上高は48億米ドルで、世界に約1万1400人の従業員を擁し、40カ国で事業を運営しています。

ヴァンエックについて

ヴァンエックは以前から、インパクトのある投資機会を生み出す可能性のあるトレンドを特定するために、金融市場の先にあるものに目を向けてきました。ミューチュアル・ファンド、ETF、機関投資家向け勘定を含め、ヴァンエックの2020年10月31日時点の運用資産残高はおよそ601億ドルに達します。当社は、投資家に国際市場へのアクセスを提供した最初の米国の資産運用会社の1つです。それにより、1968年の金投資、1993年の新興国市場、2006年の上場投資信託など、後に資産運用業界を形作ることになった資産クラスとトレンドの特定を重視する当社の姿勢が確立されました。

現在ヴァンエックは、入念に設計された運用プロセスに支えられた魅力的なエクスポージャーを有するアクティブおよびパッシブ戦略を提供しています。当社の能力は、中核的な投資機会からポートフォリオの分散度を高めるためのより専門的なエクスポージャーまで、広範囲にわたります。当社のアクティブ運用戦略は、綿密なボトムアップのリサーチと、投資先のセクターや地域で直接的な経験を有するポートフォリオ・マネジャーが行う銘柄選別により裏付けられています。投資可能性、流動性、多様性、透明性が、ヴァンエックのパッシブ戦略の基礎となる市場および指数の選別に関する経験に根差した意思決定の鍵となっています。

1955年の創業以来、いかなる市場環境下でも顧客利益を第一とすることが当社の使命の中核をなしています。

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