第2制作株式会社(D2P inc.)がアーティスト、W E B上の観客、双方が送信ベクトルを有する配信ライブサービス「カケアイ」の開発を開始。

プレスリリース発表元企業:第2制作株式会社

配信日時: 2020-08-25 10:00:00

第2制作株式会社(D2P inc.)がアーティスト、W E B上の観客、双方が送信ベクトルを有する配信ライブサービス「カケアイ」の開発を開始。


第2制作株式会社(D2P Inc./東京都新宿)は、配信ライブサービスのニューノーマルを目指し、アーティストの歌声と盛り上がる歓声を全員で共有し、アーティスト、観客双方が満足できるサービス「カケアイ」の開発を開始しました。(「カケアイ」はD2Pが商標登録を申請中で、システムの一部にD2Pが特許申請中の技術・ノウハウが使用されています。)

【「カケアイ」サービス構築の背景】
コロナ禍の中で配信ライブの需要は旺盛になっていますが、通常のライブ配信では、送信ベクトルは1方向のため、「顔が見えない」「レスポンスが無い」など、アーティストと観客双方が「LIVE」感が持てない状況が続いています。
実際に配信ライブを行ったアーティストからは、「盛り上がっているのか?」「どう盛り上げたらいいのか?」と言った声が上がっていました。
一方で弊社は、2020年上半期、ロケや取材ができなくなった、変わり果てた社会の中でも全く新しい手法で映像制作、テレビ番組制作を続けた数少ないクリエイターチームとして、ノウハウの蓄積、技術革新を行なってきました。

【「カケアイ」サービスの概要】
アーティスト、WEB上の観客、どちらも送信ベクトルを有する配信ライブサービス「カケアイ」では、今までの配信ライブで大きな課題であった「LIVE感」を提供できる環境を目指します。
さらに、従来であれば配信スタジオやライブハウスからの配信に限定されていましたが、今回開発された「カケアイ」のシステムでは様々な「場所」から配信を可能としたコンセプトで設計されているコンパクトなシステムとなっています。また、配信される映像スイッチングは複数台のカメラを切り替えて行うため、LIVE DVDもしくは、MVのような躍動感をWEB上でも伝えられます。
配信ライブサービスのニューノーマルを目指す「カケアイ」は、歌声と盛り上がる歓声を全員で共有しアーティスト、観客双方が満足できるサービスを目指します。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0NDYxNSMyNTE0ODMjNDQ2MTVfamdiU1RjaG9tQS5wbmc.png ]

【技術テスト、プレ・リリースでの検証を重ねる】
「カケアイ」はD2Pが商標登録を申請中で、システムの一部にD2Pが特許申請中の技術・ノウハウが使用されています。本サービスの本格的なリリースは2020年末を予定しており、現在開発段階として、50名程度が一斉に接続した状態での技術テスト、そして、実際アーティスト様に無償でご使用頂きながら技術開発を続けています。
その中で、2020年8月20日に4人組アイドルユニット「2o Love to Sweet Bullet」さん(サンクレイド所属)にご協力頂きまして、実際のファンの方を動員、第一回目の実装テストを行いました。
<概要>
公演日時:2020年8月20日
公演名:2o Love to Sweet Bullet デビュー5周年記念無観客配信ライブ
視聴方法①:カケアイ
視聴方法②:ツイキャス
※両配信ともに無料
※カメラ8台のスイッチングによる中継
※カケアイ:定員50
※ツイキャス:総視聴者2,886/最大同時視聴212

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0NDYxNSMyNTE0ODMjNDQ2MTVfT1ZKcmZYc2taZS5wbmc.png ]
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【「カケアイはいらない。」辛辣なご意見と改善提案、励ましの声】
第一回実装テスト公演後、ファンの皆様へアンケートを実施。カケアイのシステムに対して辛辣なご意見を多く頂いてしまいました。一方で、新しい試みとして、改善のご提案や励ましの声も同じくらい頂戴しました。
また通常の無観客ライブ配信に比べ、会場感や臨場感も感じられたというご感想も25%(n=48)ではありますが、あったことも事実です。
カメラ台数や撮影手法としては、当社がコンサート中継・収録を長年手掛けてきたこともあり、こだわり抜いた部分でもあったため、その点に関しては多くのお褒めの言葉を頂きました。

<辛辣なご意見の一例>※一部を抜粋・加筆修正しています。
・今回のカケアイは無い方が良かったと思うのが正直なところ。
・コールやMIXは生ライブに比べたら揃えにくさはあった。
・カケアイのファンの方のコールが雑音っぽく聞こえてきて煩わしかった。
・演者や視聴者の邪魔になっているように感じた
・カケアイ参加者のコールのせいでメンバーに集中出来なかった。
・カケアイの歓声が浮いて非常にバランスが悪かった。
・カケアイはない方がいいと思います。
・現状のままではいらないサービス。

<励ましの声>※一部を抜粋・加筆修正しています。
・(ご提案頂いている視聴環境整備で)一定割合以上の方々に高い満足度を与えられると確信致します。
・カケアイで参加して過去一盛り上がれた! ありがとうございました!
・配信サービスがしばらくメインになると思うので、こういった試みはとても良いと思います。
・今回驚いたのがカメラ目線でしっかりメンバーを捕らえたカットが多数あったことで、ほかの配信ではあまり見られないよいものであった。
・カメラワークや背景はキレイに行えていたと思います。迫力はありました。
・現状のままのカケアイは厳しい。ただし、(ご提案頂いている演出等)うまく使えるかもしれないシーンは色々ありそうですね。
・カケアイでのライブは無料で大丈夫かと思うくらい素晴らしかった。有料ストリーミングサイトで配信して欲しい。ただ、視聴者側にもう少し環境整備のアナウンスが必要。
・次回はカラオケボックスから参加すればもう少し楽しめそうです。
・(ご提案頂いている視聴環境整備で)通信の負荷が軽減されるのか試していただきたいです。
・予定外のアンコールが成立したのはカケアイならではで、非常に面白い。

ご協力いただいたアーティスト、ファンの方には、ご迷惑をおかけしながらも、忌憚の無いご意見が頂戴できたことは弊社「カケアイ」のシステムを発展、本リリースするにあたり、非常に大きな糧となりました。

【本リリースへ向けてご協力アーティスト様の募集】
カケアイの改善点はまだまだ多く、更なる技術チームによるテスト配信、並びに実際にアーティストさんにご協力を頂きながらの実装テストを行なって参りたいと思います。
弊社では、カケアイのシステム開発にご協力いただけるアーティスト様を引き続き募集しております。ご協力いただけるアーティスト様には、カケアイのシステム利用費はもちろん、会場費を含むテクニカル費用、撮影技術費などは弊社開発費で負担致しますので少しでもご興味がございましたらご連絡を頂戴できればと思います。(実装テストには諸条件が必要ですので、折角ご賛同いただいても実装できない場合がございます。詳細は個別に詰めさせていただけたらと思います。)

【カケアイが目指す未来】
もしかすると、2021年には元の世界に戻っているかもしれません。弊社が手がける映像制作業務(コンサート・イベントの中継・収録や企業C M制作等)としては勿論、2019年モデルの方が良いと感じています。
しかしながら、もし元の世界に戻ったとしても「カケアイ」がリリースできれば、ファンの方の「諸事情でコンサート会場に行けない」アーティスト側の「もっと地方や世界へ歌声を届けたい」といった2019年にもあった課題をも解決できるのではないかと信じています。弊社は小さな映像ベンチャー企業で、カケアイのリリースまでには、まだまだ多くの英知が必要です。ご賛同いただけるチームを募集しております。

https://d2p.jp
<カケアイ> https://kakeai.jp


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