ABEJA JAXA委託で宇宙空間におけるPhysical AI実装を支援

2026年7月17日 17:13

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記事提供元:フィスコ

*17:13JST ABEJA---JAXA委託で宇宙空間におけるPhysical AI実装を支援
ABEJA<5574>は16日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)より委託を受け、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟で使用される自律飛行型カメラロボット「Internal Ball Camera2(Int-Ball2)」向け音声認識システムを構築し、軌道上実証に成功したと発表した。

同社は、2025年5月に構築した高精度かつ軽量な音声認識システムをベースに、制限されたハードウェアリソース下でも稼働できるようソフトウェアの更なる軽量化を実施した。また、宇宙船内の狭小空間や騒音源が多い環境を想定し、実環境の音声データを基に作成した疑似ノイズを用いてファインチューニングを行い、システムを最適化した。

今回の軌道上実証では、「きぼう」日本実験棟内において、宇宙飛行士がInt-Ball2に搭載された音声認識システムを起動し、口頭で移動指示を実施した。Int-Ball2は宇宙飛行士の声による指示を認識し、上下左右への移動や回転を行うことに成功し、宇宙船内におけるハンズフリー操作の有効性を確認した。

Int-Ball2は、宇宙飛行士の撮影作業を支援する船内ドローンであり、カメラロボットとしての利用に加え、「きぼう」日本実験棟内で各種プログラムを実行するプラットフォーム機能を備えている。今回の取り組みは、AIが宇宙飛行士の音声を解析し、ハードウェアの自律的な物理動作へ反映させるPhysical AIの実装事例となる。《KA》

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