米国株高を映して買い先行へ/日経225・本日の想定レンジ

2026年5月12日 08:25

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記事提供元:フィスコ

*08:25JST 米国株高を映して買い先行へ
[本日の想定レンジ]11日のNYダウは95.31ドル高の49704.47ドル、ナスダック総合指数は27.05pt高の26274.13pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比535円高の62935円だった。本日は、米株高を映して買いが先行して始まることが予想される。前日は、米テック株高を映して買いが先行して始まり、日経平均は一時取引時間中の史上最高値を更新した。ただ、中東情勢の先行き不透明感から原油価格が上昇していることが相場の重しとなり、買い一巡後は利食い売りが優勢となり、日経平均は続落した。ローソク足は陰線を形成したものの、ザラ場安値は連日切り上がっており、下値での買い意欲の強さを確認する形となった。前日の米国市場は、米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡る先行き不透明感が台頭するなか、主要株価指数は小幅な上昇にとどまったが、人工知能(AI)需要の拡大の恩恵を受ける半導体関連株が買われ、SOX指数は大幅に続伸し、史上最高値を連日更新した。また、ナイトセッションの日経225先物は62890円と上昇しており、本日の東京市場も米ハイテク株の上昇が支援材料になりそうだ。また、「ソフトバンクG<9984>の創業者孫正義氏がフランスに最大1000億ドルの投資を検討している」と米メディアが報じたことも投資家心理を上向かせる要因につながるだろう。また、イビデン<4062>や東応化<4186>といった半導体関連企業も好業績が相次いでいることも追い風になることが想定される、一方、ホルムズ海峡の正常化期待が後退する中、米原油価格が上昇しており、企業業績や個人消費に悪影響が警戒されるだけに、上値を圧迫することにつながるかもしれない。また、米国が提示した覚書に対するイランの回答にトランプ米大統領が改めて不満を示すなど、中東情勢は依然不透明で、積極的に上値を買い上がるムードにもなりづらいだろう。上値メドは、心理的節目の63000円や63500円、64000円、64500円、下値メドは、心理的な節目の62000円や61500円、60000円などが挙げられる。

[予想レンジ]上限63500円-下限62500円《SK》

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