日経VI:小幅に上昇、株価底堅く警戒感は大きく広がらず

2025年12月8日 16:35

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記事提供元:フィスコ

*16:35JST 日経VI:小幅に上昇、株価底堅く警戒感は大きく広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比+0.03(上昇率0.11%)の28.35と小幅に上昇した。なお、高値は29.41、安値は27.86。先週末の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は取引開始時点では買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。その後、午前の時間帯は日経225先物が下げに転じ、日経VIは上昇したが、日経225先物が午後にプラス圏を回復するなど底堅く推移するとボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きく広がらず、日経VIは午後は低下して推移する時間が長かった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《SK》

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